2023年に触れてよかったものを振り返りたいと思います。
■マンガ編
・ROCA:吉川ロカ ストーリーライブ
まさかまさか、いしいひさいちさんの漫画にここまで心を揺さぶられるなんて、という感想。前半はいしいひさいちさんらしいテンポで進むけれど、キャラのことがしっかりわかってきたところからのラストの一枚でここまで魅せてくれるなんて、という漫画。2023年で一番最高だった。
たくさん読んでいると、ごくごくたまに、一枚の絵だけですべて持って行ってくれる漫画に出会えるので幸せ。この漫画について話していたときに聞いた「てんでダメなロカが歌う間だけ人間になってる感じがして良い」というのは至言だなと思った。
先が気になってぐいぐい読んでしまった。複数の視点を行ったり来たりする見せ方と、時間軸の混乱のさせ方、世界設定が巧。10巻を待っているけど、10巻を読む前に三冊くらい巻き戻ってから読み直さないといろいろ頭からとんでそう。
昨年完結したコメディ漫画。オタクの霊専門の腐女子除霊師とギャルのコンビが除霊でドタバタする話なのだけれども、漫画のテンポも良ければスッキリ感もよくて、第一話の色物感で「これはワンテーマでどこまでいけるだろうか?」という不安が最終的に吹っ飛んだ作品。もっと読みたかった~!!
■映画編
やはり「君たちはどう生きるか」が出たことが大きい。厳密には映画じゃなくてOVAだけど、映画館で見ることに大きな意味がある「ガールズ&パンツァー最終章第四話」もよかった。そういえば映画館では実写映画を全然観なかった。予告で興味を持ったのはそれなりにあるんだけども。
■小説編
2021年の小説だけど「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がよかった。続きが気になりすぎたのでむさぼるように読んでたし、映画化が決定しているということで「これを映像化したらどうなるのか?」が気になるというのはものすごいことだと思う。「オデッセイ」もめちゃくちゃ面白かったのに次作もめちゃ面白いとかどうなってるの。
■ゲーム編
月並みだけれども
が2023の三選。ゲームが活況で素晴らしい。たくさんクリアしたはずなのに積みゲーが全然減らない。
ゲームの話題では私事ですが、ドクターマリオRTA(Lv0~Lv10)が世界40位(日本4位)になれました。もうちょい頑張りたいなぁ~