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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

2023/9/4の雑記 ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをクリア

ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムをクリアしました。以下ネタバレあるかもしれない感想。

 

www.nintendo.co.jp

7/2からプレイを開始したので、都合まる二か月プレイしていました。プレイ時間は95時間程度。祠は113、根は73、コログは81でした。

シナリオが良いと目にしていましたが、本当にシナリオが良かった。プレイ時間に比してシナリオ自体はごくごくシンプルなんですが、世界設定とばっちりマッチしていて、あんなにミニマムなシナリオでこんなにも美しい話を作れるなんてと驚いていました。

画面演出も非常に良い。タイトルロゴに始まり、メインミッションのうち、特にポイントとなる部分は「COMPLETE」の文字が出る瞬間の画面がめっちゃ良いし、イベントシーンの決め絵もいちいちかっこよくてテンションがだだ上がり。さらに音楽もよいので、演出のレベルが高くて慄きます。ここでこのテーマが流れるか! と涙しながら観ていました。

ラスボスのガノンドロフ戦は思ったより苦労しなかったけれど、瘴気を回復する料理をあまり作っていなかったので第二形態はややギリギリでした。ラッシュで戦うと覚悟を決めていればタイミングがシビアでなかったので助かりましたね。最終戦はイベント戦のようでしたが、とにかく白竜が拾ってくれる時の画の動き、最高に良かったのでそれだけで満足。

と思ったらまるで「ワンダと巨像」みたいなトドメを刺すシーンとか、あと手を伸ばすのをプレーヤーにやらせるとか、手をつなぐというのを全体のテーマにしているとか、まぁ本当にシステムとイベント演出とストーリーとががっちり噛み合っていて総合的なデザインが上手い。最高でした。

ゲーム内容について。とにかくプレイにあたって疲れをまったく感じなくて、何時間でも続けて遊べてしまう印象でした。特に祠。前作ブレスオブザワイルドは何かと「タイミング」「試行回数」が必要なギミックが多くて「考え方はあってるんだけど、アクションにミスがある」という理由で繰り返しが必要なものが多かった記憶があります。今回は考え方が合っていれば試行回数は殆ど必要なかったので、スムーズ。

戦闘面。前作よりも武装の選択が気楽だった気がします。どうしても消耗してすり減っていく武器たちで、前作では強敵と戦う前に強い武器を集めに走ったりとお使いが多かった印象があるのですが、今回はとりあえずのものに蓄積しておいた素材をスクラビルドすればそれなりの強さが得られるので、前回よりも気楽でした。また、各賢者たちが一緒に闘ってくれるのも、複数との戦いの時にタゲが散ってくれて良。

コログは今回もめんどくさいイベントだなと思ってしまいついつい放置。戦闘に支障が出ない程度にはポーチ拡張できたので良しとします。

ほとんど詰めなかったのは料理、馬。前作も馬は殆ど使用してなかった気がします。

今回のプレイではついついお空からの遠征で楽をしていたので、監視砦に近い場所ほど探索がおろそかという詰めの甘い状況がありました。ブループリントを手に入れるのが四賢者揃ってからというていたらく。足で稼ぐのが大事ですね。

前作の反省があるのでムービーは全部埋めてクリアしました。ラスボスより強そうなライネルほかデカブツはお相手せず。クリア後は、次のゲームがあるのでプレイの継続はしないつもりです。DLCが出るようなら考えましょう。

二か月みっちり遊びましたが、非常に濃くて良いゲーム体験でした。ありがたい。