1/20~21に浜松町は東京都立産業貿易センターで開催されていた「東京ゲームダンジョン4」の1/20回に行ってきました。
上記リンクに書かれている通り、ゲームの展示会ですが各出展者は個人~小規模で、商業よりも作る人と遊ぶ人のコミュニケーションを主軸としているようでした。
先に総合的な感想を言うと、幼少期から数十年ゲームを遊び続けていてなんですが「ゲーム」ってのは本当にジャンルが広いな、というもので、そのまま個人の嗜好が見えてくる。本屋で興味のない棚に足が向かないように、ゲームの展示も、ぱっと見て自分が好みそうだと思ったものでなければ触ってみようという気が起こってこない。ゲームというジャンルで括るのは本当に難しい。
そういうことを実感できる「規模」でした。つまりめっちゃ広くて、これだけの個人製作者がいてこれだけのジャンルの幅があるんだよな、ということを知れるということです。
十数年前~数年前のコミケなどでも個人製作のゲームのジャンルは多くあったのですが、ノベルゲームやシューティングに偏っていた印象があり、当時と現代では制作手段の拡がりが相当に違うのだろうと思わされました。知識のアップデートが必要。
13時台に到着したのですが、全部を遊ぶのは開場時間では厳しいなという見積もりでした。以前に訪れた「ふしぎなゲームまつり」よりもはるかに規模が大きい。
2023/8/29の雑記 ふしぎなゲーム祭りに行ってきた/「勝てるデザイン」読了 - paper-view
会場を歩きながら、ゲームとのかかわり方について考えることとなったイベントでした。
現場で遊ばせてもらったり、観ていて面白そうだった作品を紹介していきます。
「のへもん」さんの『チョークの叛乱』。
実際に黒板消しを使って遊ぶゲームです。
・攻撃する→黒板消しを二つ合わせて叩く
・回復する→黒板を掃除する
・チャージする→黒板消しをクリーニングする
・ジャンプする→黒板消しを持ち上げる
と、このデバイスがないと遊べないというイベント限定ゲームですが、見た目のキャッチーさとシンプルさが素晴らしい。
実際に動いているところは公式の動画をご覧いただくのがよいと思います。
Chalk Riot - Trailer - YouTube
『Keyboard Maestro Voyage』つまるところキーボードマニア的なリズムアクションですが、コントローラーがすごかったのです。実際はmidiキーボードなどを使用するようですがこのデバイスの圧がすごい。
『漢字インダストリー』
次々と生み出される部首を組み合わせて漢字を作りラインを構築していくゲーム。漢字がテーマだとついつい遊んでみたくなっちゃう。
「フツララ」さんの『Culture House』
目を引いたのが会場に置かれていたチラシで、この作品に登場する「物件」の紹介のみで、ゲームについての説明が殆どない、という尖り方。内容としては3D空間を歩きつつ、おかしな場面を写真に取りながら進むアドベンチャーでした。
実機ゲームボーイで遊べる「マロンの日」
はじめてPlaydate(クランクを回す動きで操作するゲーム機)に触れたりしました。
ノベルゲームももちろん盛況。
マイクで正しい音程を歌うゲームなど。
ジャンルが非常に広くて楽しかったです。
またチャンスがあれば行こう。