2024-01-04

2023/1/4の雑記　2023年の良かったもの

2023年に触れてよかったものを振り返りたいと思います。

■マンガ編

・ROCA：吉川ロカ　ストーリーライブ

まさかまさか、いしいひさいちさんの漫画にここまで心を揺さぶられるなんて、という感想。前半はいしいひさいちさんらしいテンポで進むけれど、キャラのことがしっかりわかってきたところからのラストの一枚でここまで魅せてくれるなんて、という漫画。2023年で一番最高だった。

たくさん読んでいると、ごくごくたまに、一枚の絵だけですべて持って行ってくれる漫画に出会えるので幸せ。この漫画について話していたときに聞いた「てんでダメなロカが歌う間だけ人間になってる感じがして良い」というのは至言だなと思った。

ROCA: 吉川ロカストーリーライブ

作者:いしいひさいち

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花の雨が降る ROCAエピソード集

作者:いしいひさいち

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・天国大魔境

先が気になってぐいぐい読んでしまった。複数の視点を行ったり来たりする見せ方と、時間軸の混乱のさせ方、世界設定が巧。１０巻を待っているけど、１０巻を読む前に三冊くらい巻き戻ってから読み直さないといろいろ頭からとんでそう。

天国大魔境（１） (アフタヌーンコミックス)

作者:石黒正数
講談社

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・限界煩悩活劇オサム

昨年完結したコメディ漫画。オタクの霊専門の腐女子除霊師とギャルのコンビが除霊でドタバタする話なのだけれども、漫画のテンポも良ければスッキリ感もよくて、第一話の色物感で「これはワンテーマでどこまでいけるだろうか？」という不安が最終的に吹っ飛んだ作品。もっと読みたかった～！！

限界煩悩活劇オサム 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

作者:ゲタバ子
集英社

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■映画編

やはり「君たちはどう生きるか」が出たことが大きい。厳密には映画じゃなくてOVAだけど、映画館で見ることに大きな意味がある「ガールズ＆パンツァー最終章第四話」もよかった。そういえば映画館では実写映画を全然観なかった。予告で興味を持ったのはそれなりにあるんだけども。

■小説編

2021年の小説だけど「プロジェクト・ヘイル・メアリー」がよかった。続きが気になりすぎたのでむさぼるように読んでたし、映画化が決定しているということで「これを映像化したらどうなるのか？」が気になるというのはものすごいことだと思う。「オデッセイ」もめちゃくちゃ面白かったのに次作もめちゃ面白いとかどうなってるの。

プロジェクト・ヘイル・メアリー　上

作者:アンディウィアー
早川書房

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プロジェクト・ヘイル・メアリー　下

作者:アンディウィアー
早川書房

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■ゲーム編

月並みだけれども

・ゼルダの伝説　ティアーズオブザキングダム

・パラノマサイト　FILE23　本所七不思議

・Sea of Stars

が2023の三選。ゲームが活況で素晴らしい。たくさんクリアしたはずなのに積みゲーが全然減らない。

ゲームの話題では私事ですが、ドクターマリオ RTA（Lv0～Lv10)が世界40位（日本4位）になれました。もうちょい頑張りたいなぁ～

2023-12-31

2023/12/31の雑記　2023年を振り返って

2023年は転換の年でした。

ちょうど子供が産まれて間もなくからコロナ禍に入り、自分の活動が縮小していくことが、子供の成長の影響を受けてなのか、コロナ禍で様々なことが縮小してなのか、どうにも意識しづらい時期が続いていました。

今年に入って行動制限は解除になり、いよいよコロナ禍以前の状況を世間が取り戻していくと、自分の身の振る舞いについて保留していたものがどんどん整理できるようになりました。

そのため2023年はやりかけたこと、やりきるべきことをずんずん整理しながら、自分の新しい生活を構築しまくる、という生活になりました。

大きなところでは６月に開催できたコンサートがありましたが、最初に企画したところからおおよそ５年、コロナ禍に悩まされ時間経過による様々な変化に悩まされながら、それでも見に来てくれた方に見せようと思ったものを、当初の予定と形は変われど全て出すことができました。

思えば2005年に初めてゲーム音楽を演奏するという活動を始めてから、もしくは創作を趣味としてから大なり小なりずっとずっと何らかのプロジェクトマネジメントを続けていたわけで、そこには失敗も成功も多くありましたが、その過程で学習したことをすべて出すことができたのだと思います。コンサートに向かう過程でトラブルはゼロではありませんでしたが、それらも含めて悔いがない結果を出すことができました。

勿論、関わってくれた方、支えてくれた方たちの助力なければなしえなかったことです。本当に感謝しています。ありがとうございます。

コンサート終了後からは、それまで保留していたやってみたいことにどんどん取り組んでいけました。旅行に行ったり、webサイトを改装したり、やりたかった大作ゲームを遊んだり。ゲームに関して言えばまだまだ積みゲーの類は山ほどありますが、今年は49本のゲームをプレイし、うち26本はエンディング到達できたようです。数分の移動時間でもこつこつプレイを進め、それなりに頑張れたと思います。まだまだ買ってから触れていないゲームは多いので、2024年も悔いなくゲームしていきたいと思います。2023年面白かったものの総評はまた後日。

また今年には久しぶりに、文字を書くことも再開しました。本ブログもそうですし、書きかけの小説なんかも手を付け始めてます。2022年後半と2023年前半は他のアウトプットが多かったのですが、2023年後半でようやく落ち着いたため、書くことができるようになりました。できればまた本を作ったりもしたい、と思っているところです。まだ手元で書き溜めているところですが、来年は少しずつ表に出していきたいと思います。

新しいこと、新しい人間関係もいろいろと始めることができました。オンライン合奏に参加したり、コロナ禍にDiscordで知り合うことができた人たちと実際に会えたり、misskeyでいい輪に入ることができたり、RTAinJapanのボランティア参加を通じて新しい出会いがあったり、これもそれぞれの土台、仕組みがあること、それを支えてくださってる皆様に多大な感謝です。

自分がなにかに割くことができるエネルギー、時間の総量はどうしてもライフステージの変化と加齢で小さくならざるを得ませんが、これまで培ったものを活かして、賢く楽しくやっていきたいと思います。

ちょうどいいインプットとアウトプットを。いつでも新しいことを取り入れる貪欲さを。2023年も一年間、大変お世話になりました。有難うございました。

2023-12-17

2023/12/16の雑記　ストリートファイター６をやっている

盛り上がってる＆セールになっていたのでストリートファイター６を買いました。

https://www.streetfighter.com/6/

あとブラックフライデーにかこつけてグラフィックボードと電源も買いました。先日PS5とテレビも買ったんだからPS5版でよくない？　というところなんですが、steam版だとオンライン対戦に追加費用がかからないのと、Discordでマイクつけてわちゃわちゃやるシーンが想定されたのでPC版にしました。サターンパッドもあるし。

使用キャラはウル４からの杵柄でジュリにしようかな～と思いましたが、いろいろ試してA.K.Iを使っています。性能が全体的に好み。

ネットワーク対戦もちょこちょこと遊んでいるのですが、新たに追加された「モダン」操作がなにかとすごい。自分はクラシック操作なので人の操作を見るだけですが、モダン操作の人は相当数いて、かつモダン操作の人は新規参入勢の可能性が高いと思うので、それだけの新規参入者がいる、っていうことがすごい。よく思い切ったとも感じるし、素晴らしいバランスだなぁ、と思いますね。なにせ、これによって従来のキャラは必殺技の方向性まで変わってしまうわけですから。

現在はちょいちょい遊んでランクがシルバーまで。フレンドで遊ぶ回数が多いのでランクマッチへあまり繰り出してないのですが、楽しく遊べています。ここから詰めていくとなかなか大変な練習が必要そう……で、ストリートファイター６を遊んでいるとそのほかの物語があるゲームはお休みになるので、ここに書くことが少なくなる……っていう寸法です。漫画は結構読んでるんだけどな。

積読が終わったらまた外出中にはゲームをしようかなと考えていますが、年内くらいは物語の吸収はゆるやかになりそうです。

2023-11-30

2023/11/30の雑記　スパリゾートハワイアンズ行ってきました

始めて福島県はいわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に家族で行ってきました。

www.hawaiians.co.jp

スパリゾートハワイアンズは2021年のアニメ映画「フラ・フラダンス」の舞台となっていて、特に意識したわけでもないですが聖地巡礼になりました。

hula-fulladance.com

小さい子供がいるといざ旅行となってもそう歩き回ったりはできないので、こういうファミリーどんとこいのすべてが一つの施設で完結するタイプの観光地は嬉しいです。白樺リゾート池の平ホテルと同じイメージですね。

有難いのが、総武線の千葉駅および西船橋駅から宿泊者向けの無料送迎バスが出ていること。無料ですので関東からの交通費がゼロです。素晴らしい。乗車時間は片道三時間程度。途中二度、SAでの休憩があります。

内部には新旧で複数の宿泊施設があるわけですが、いずれもスパ部分を含め内部で通路で繋がっているため、天候を気にせず移動できるのもありがたいです。

中でちょっと戸惑うのがそれぞれのゾーンのつながり方で、どこまでが部屋着でどこまでが水着なのか、というのがなかなか自由です。スパ部分は宿泊者も使用する入場パスが必要になるのですが、そこから先は（水気を切っておく必要はあるものの）水着でも構わないようで、かなりのエリアが部屋着／水着共通ゾーンとなってます。つまり油断すると部屋着が他のお客さんとの接触で濡れます。

プールは温水プールに加えて、水着で入る温泉という湯温のところもあり、バラエティに富んでいます。とはいえ温泉ゾーンは温水プールからそれなりに距離があり、室内でも気化熱で体が冷えます。なかなか難しい造りだ。

ショーは前方の席でなければ無料のゾーンもあり。フラやファイアーダンスも素晴らしいですが、BGMが生演奏なのが豪華。

食事はプールエリアのフードコートやファミリーレストラン、またはホテルのビュッフェでしたが、可もなく不可もなく。安っぽすぎることもなくて、とはいえ特筆して美味いというほどでもない、ごく普通の食事。スイーツの種類が豊富で嬉しい。

館内の温泉エリアの中に、洗い場はないけれどただただ広い和風のしつらえのゾーンがあり、なかなか雰囲気が良かったのですが、場所的には浮いていて特殊でした。こういう初見殺しみたいなゾーンがちょいちょいあり、ハワイアンズ全体ではダンジョンのような構成になっています。どうも、昭和から続くリゾートって増改築で不可思議な建物構成になっていたり、名称や作りが他と浮いてるものがあったりということがあるのかもしれないですね。

未だコロナの爪痕残る状態なのか、いくつかの施設は休止状態。居酒屋が休止状態なのは残念……と思いきや、ひとつ夜間にお酒が飲めそうなお店があったのでウキウキで向かう……も、定休日っ……！　心は完全に馬刺しで日本酒になっていたのに……っ！

結局、夜のショーを終えて気持ちよくなった他のお客さんが入っていったラーメン店に飛び込んでザーサイと瓶の日本酒で晩酌しました。

おみやげは福島いわきのものとハワイのものが入り乱れる状態。地酒とハワイのビールとマカダミアナッツと牛しぐれ煮を買っていく多国籍な買い物になりました。

翌日も送迎バスの出発までたっぷりプールとショー観覧。全体的に満足度が高い旅行となりました。移動にお金がかからないってすごい！

またぜひ訪れたいところです。次は居酒屋やってるといいな。