始めて福島県はいわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に家族で行ってきました。
スパリゾートハワイアンズは2021年のアニメ映画「フラ・フラダンス」の舞台となっていて、特に意識したわけでもないですが聖地巡礼になりました。
小さい子供がいるといざ旅行となってもそう歩き回ったりはできないので、こういうファミリーどんとこいのすべてが一つの施設で完結するタイプの観光地は嬉しいです。白樺リゾート池の平ホテルと同じイメージですね。
有難いのが、総武線の千葉駅および西船橋駅から宿泊者向けの無料送迎バスが出ていること。無料ですので関東からの交通費がゼロです。素晴らしい。乗車時間は片道三時間程度。途中二度、SAでの休憩があります。
内部には新旧で複数の宿泊施設があるわけですが、いずれもスパ部分を含め内部で通路で繋がっているため、天候を気にせず移動できるのもありがたいです。
中でちょっと戸惑うのがそれぞれのゾーンのつながり方で、どこまでが部屋着でどこまでが水着なのか、というのがなかなか自由です。スパ部分は宿泊者も使用する入場パスが必要になるのですが、そこから先は（水気を切っておく必要はあるものの）水着でも構わないようで、かなりのエリアが部屋着／水着共通ゾーンとなってます。つまり油断すると部屋着が他のお客さんとの接触で濡れます。
プールは温水プールに加えて、水着で入る温泉という湯温のところもあり、バラエティに富んでいます。とはいえ温泉ゾーンは温水プールからそれなりに距離があり、室内でも気化熱で体が冷えます。なかなか難しい造りだ。
ショーは前方の席でなければ無料のゾーンもあり。フラやファイアーダンスも素晴らしいですが、BGMが生演奏なのが豪華。
食事はプールエリアのフードコートやファミリーレストラン、またはホテルのビュッフェでしたが、可もなく不可もなく。安っぽすぎることもなくて、とはいえ特筆して美味いというほどでもない、ごく普通の食事。スイーツの種類が豊富で嬉しい。
館内の温泉エリアの中に、洗い場はないけれどただただ広い和風のしつらえのゾーンがあり、なかなか雰囲気が良かったのですが、場所的には浮いていて特殊でした。こういう初見殺しみたいなゾーンがちょいちょいあり、ハワイアンズ全体ではダンジョンのような構成になっています。どうも、昭和から続くリゾートって増改築で不可思議な建物構成になっていたり、名称や作りが他と浮いてるものがあったりということがあるのかもしれないですね。
未だコロナの爪痕残る状態なのか、いくつかの施設は休止状態。居酒屋が休止状態なのは残念……と思いきや、ひとつ夜間にお酒が飲めそうなお店があったのでウキウキで向かう……も、定休日っ……！ 心は完全に馬刺しで日本酒になっていたのに……っ！
結局、夜のショーを終えて気持ちよくなった他のお客さんが入っていったラーメン店に飛び込んでザーサイと瓶の日本酒で晩酌しました。
おみやげは福島いわきのものとハワイのものが入り乱れる状態。地酒とハワイのビールとマカダミアナッツと牛しぐれ煮を買っていく多国籍な買い物になりました。
翌日も送迎バスの出発までたっぷりプールとショー観覧。全体的に満足度が高い旅行となりました。移動にお金がかからないってすごい！
またぜひ訪れたいところです。次は居酒屋やってるといいな。
