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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

2023/10/30の雑記 グランディア パラレルトリッパーズの感想

グランディア パラレルトリッパーズ というゲームボーイカラーのソフトをクリアしました。プレイ時間は10時間弱。

2000年に発売されたRPGで、グランディア本編の続編……というにはちょっと設定に破綻があるので、文字通りパラレル、もしくは番外編です。

本作オリジナルの主人公「ユウヒ」と、グランディアに登場する各キャラクター……それも相当数のネームドキャラをパーティーキャラとして編成することができます。

ストーリーに重厚さはあまりなく、いくつかのダンジョンを攻略して、ユウヒがもといた場所に帰って終了、というシンプルなものです。

ゲームシステム面での遊びがメインの体験でした。プレイにはanalogue pocketを使ったのでセーブステート上等でプレイしました。

 

全体的にデータ量が過多のようで、特にメニュー遷移の動きがもっさりとしています。これは当時の容量を考えたらやむを得ないところでしょう。

戦闘はキャラクターにアクションのカードを装備させ、それらを使用し戦う、見た目的にはカードバトルのような画面ですが、システムはグランディア本編のバトルシステムのような、行動までの時間を管理するような疑似アクティブタイムバトルになっています。戦略性もまぁまぁある。

このアクションカードが非常に豊富で、メニュー画面の表示が非常に重たい。(笑)

各種ステータスとレベルの概念が存在するのですが、レベルの概念はそこまで重要ではないようで、全体にカードの選択が重要なようでした。

 

となると、お話があまり濃くなくて、キャラクターの成長もそこまでない……ので、カードをゲットしてカードを育てるのがゲーム体験の殆どですね。音楽や世界観はグランディアのそれですが、現代になって振り返って遊ぶにはさすがにやや薄味なゲームではありました。

とはいえマップは「ゼルダの伝説夢を見る島」みたいにジャンプを含めて走り回ることになるし、ドットなどの表現も非常にバリエーション豊かでゲームボーイでできることをせいいっぱい頑張っている! という印象でした。OPテーマが流れるとやっぱりぐっときますね。