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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

ポケットモンスターシールドを「THE END」って2回出るまでプレイした

ポケットモンスターソード/シールドのシールドの方をプレイしました。

 

 

ポケットモンスター シールド|オンラインコード版

ポケットモンスター シールド|オンラインコード版

  • 発売日: 2019/11/14
  • メディア: Software Download
 

 

ポケットモンスター ソード|オンラインコード版

ポケットモンスター ソード|オンラインコード版

  • 発売日: 2019/11/14
  • メディア: Software Download
 

 

 

 

ポケモンをクリアするのはブラック/ホワイトぶりなので実に10年近くぶりにポケモンをクリアしたことになります。マジか……

 

「こんなに削っちゃったのか」と思ったところと「こりゃ面白いぞ!」と思ったところがありました。

 

・こんなに削っちゃったのか

ポケットモンスターソード/シールドは「ポケモンを揃えて対戦するためのゲーム」に特化したのだなー、などと思いました。初代GB版ではJRPG的な要素と、ポケモンを揃えて対戦するデッキ構築ゲーム的要素が同居していたと思っています。自分はJRPG的な遊び方をずっと続けていて対戦は突き詰めなかったのですが、今回はそういうJRPG的な部分はかなりライトになっていた、と感じます。

 

過去にあったひでん技としてポケモンに覚えさせてマップ上の障害物を攻略する要素がまるごとなくなったため、ワールドマップをあちこち探索する要素がほぼなくなっていました。「ここはまだ通れないけど、いつか通れるようになるのかもしれない」と思う場所がなくなっていたということです。

 

それ自体は、3D化したRPGではよくあることで、平面に何かを配置する広大な2Dマップから、オープンワールドでなければ樹状に描くしかない3Dマップに移り変わったことで、探索要素の配置が難しくなっていったのだろうと思います。これはポケモンのゲームに何を求めているかというところの差だと思うので、ポケモンという世界の探索がポケモンGOしかり現実空間に散っている今では、もう高望みと言ってしまっていいのかもしれないです。

 

いわゆるポケモンの「お約束」的な要素も、あまりストーリーを掘り下げないように収縮しているものもあり、全体として、プレイ後に感じる「冒険した」という感覚が薄かったように思いました。隠さず言えば、ゲーム世界がとても狭かったです。ガラル地方は「チームに入れるポケモンを選ぶための世界」に特化しちゃってるんですね。

 

・こりゃ面白いぞ

一方面白かったのは、ポケモンバトルをエキサイティングなものにすることに極振りされていたというところです。スタジアムで戦うジムリーダー戦は、ジムリーダーがボールを投げるところからダイマックスに勝利するところまですべてが脳汁出っぱなしの素晴らしい演出っぷりでした。

 

もうポケモンが発売されてから25年とか経っていて、自分みたいに対戦面でポケモンをあまり楽しんでいない人間からすればマンネリ化するバトルがスポーツ演出でこんなにも輝くとは、驚きです。このバトルを見に行くためにゲームをプレイするので十分におつりがくると思います。

 

 

全体としては面白いゲームだったと思うんですが、気持ちとしてはもっと冒険してみたかったなぁ、というところです。

キャラクターは断然ソニアおねえちゃんが好きです。どうしてソニアおねえちゃんはボールを投げないんですか。投げないならソニアおねえちゃんのワンパチになれる機能を実装してほしかったです。

 

以上です。