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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

シロナガス島への帰還/Tokyo Dark 感想

「シロナガス島への帰還」と「Tokyo Dark」をプレイしました。

store.steampowered.com

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「シロナガス島への帰還」はややホラー表現が強めのノベルゲームです。クローズドサークルでミステリー風味ではありますが、謎解きは難しくないので、頭を使うというよりもノベルゲームという感覚です。とはいえきちんとセーブしないとかなり手前まで戻されることになるのできちんとセーブしましょう。

 

キャラクターの立ちが非常に素晴らしくて、突拍子もない設定ではあるんですがすぐに好感を持てました。状況の特殊性がキャラを受け入れることを補助してくれるのかも。全体で6時間くらいだと思いますが、クリアした際の読後感が良く、ゼロ年代の古き良きノベルゲームがお好きな方はきっと気に入ると思います。

 

クリア後にはextraモードがあるのですが、これがホラーと嗜好の面で作者さんの趣味がバリバリという感じです。キャラクターに好感を持てた後なのでしっかり楽しめますが、気合の入り方はextraモードのほうが上ですね。

 

 

 

「Tokyo Dark」は横スクロールのポイント&クリックアドベンチャーゲームで、サイコホラーです。主人公の女刑事が特殊な事件を追う……というものですが、どっきりさせるというものではなく画像や演出でじわりと怖がらせていくタイプのものです。能面がたくさん出るので苦手な人はやめておきましょう。

 

こちらはあまり考えないで進めると主人公が何でも銃と暴力で解決する人になってしまい、また海外で作られたシナリオのせいか全体的に感情の動きが日本のそれより激しい印象です。その分キャラクターへの感情移入は弱めで、謎を追いたいという気持ちも強く持てず。ひとまず最後までプレイしていくつかのエンディングをみたけれども、このくらいでいいかな……という気持ちになってしまいました。

 

暫くアドベンチャーが続いたので、次は横スクロールアクションとかがやりたい気分ですね。