小説版のドラゴンクエスト(1)を読みました。
当然、この前に読んでいた「ドラゴンクエスト3」よりも先にリリースされているので、自分の体験の時系列としては逆転しています。
薄いとはいえ文庫版は上下巻になっていて、どうやってお話を膨らませるんだろう、と思っていましたが、実際にかなり脚色が入っていました。それぞれの街のエピソードは肉付けされて、オリジナルのサブキャラも登場。しかしドラクエ1はそのままだと主人公の一人旅になってしまって、会話が無くなってしまうので必要な脚色だろう、と思います。
ドラクエ1では「勇者ロト」が伝説的な存在になっているので、ロト伝説と絡んだキャラなどが出てくるのですが、それがのちのちドラクエ3の小説でもきちんと登場していたところが良かったです。きっとドラクエ3の勇者がロトであると知って1で描いた話をちゃんと登場させるのは大変だったんだろうなぁ、などと数十年越しに考えてしまいました。
子供の頃にゲーセンのデモ画面で興味はもちつつ、その後全く機会がなかった「パズルボブル(2)」がSwitchのアーケードアーカイブスでセールになっていたので購入しました。
コイン投入しまくってパズルモードのエンディングまで。
実際に遊んでみてガイドが消えてから「これちゃんと狙い通りに飛ばすの無理じゃない!?」となったんですが、遊び続けていると不思議と思った通りに飛ばせるようになるあたりにゲームデザインの秀逸さを感じました。曲もよい。
それでも「パズル」というよりはアクション性の高いゲームで、難度も高く、これをゲームセンターで1コインクリアしていく人がいるのだろうなぁ、ということにため息が出ました。
これにずっとシンパシーを感じていたあたり、他にも好きなマジカルドロップといい、こういうデザインのゲームが好きなのかもしれない。