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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

2023/9/13の雑記 「ドラゴンクエスト4知られざる伝説」を読んだ/Sea of Starsのファーストインプレッション

ドラゴンクエスト4 知られざる伝説」を読み終えました。もう三十年くらい前の本ですが一応本編に関するネタバレがあるのでご注意ください。

前回のエントリーで紹介したのと同じく、作中に登場する様々なサブキャラクターのエピソードが語られます。「リバスト」に関するものも今回も登場。

ホイミンの転生に関するエピソードが入っているのも面白いですね。また、トルネコの章に登場したNPCのスコットやロレンスのキャラクターを掘り下げられるエピソードがあるのも面白い。

しかし一番驚いたのは「オーリンは実は生きていた」というものでした。ファンによるwikiドラゴンクエスト大辞典にもちゃんと言及があるし。とはいえこの本の位置づけ、どの程度正史ととらえるかはユーザー次第のように思うので「ただのしかばねのようだ」と書かれていたら死亡しているのだ、と取り続けてもよいのかもしれません。

 

8月にリリースされたインディゲーム「Sea of Stars」のプレイをはじめました。

store-jp.nintendo.com

steam、PS storeXboxとあらゆる媒体で遊べます。

明らかに「クロノトリガー」をリスペクトしたと思われるマップ画面、ゲストコンポーザーに光田氏の起用、「スーパーマリオRPG」のような戦闘システム……と当時のJRPGをこれでもかと詰め込んだようなゲームになっていますが、さらに特定の攻撃に成功することで敵の行動をキャンセルするところは「オクトパストラベラー」を想起させるなど、いろんなゲームのいいとこどり、という感じになっています。

そのためドット絵などの演出はもりもり動きます。一番驚いたのはキャラクターが楽器を演奏する際に、BGMに合わせて演奏を開始/停止するところ。またこのキャラクターに話しかけると、演奏を止めるためそのパートだけ音が消えます。場合によっては演奏の停止に伴うノイズを発します。すごいこだわりだ。

一方で隻眼のキャラクターのドットは左右反転すると隻眼も左右反転しました。拘らなかったのが敢えてそうしたのか判断に悩むところです。

ゲーム難度はデフォルトのままだと結構難しいように思います。戦闘はほぼすべての行動にリアクションが必要で、敵の攻撃をジャストガードできないとそれなりにダメージ割合が大きくなります。”デフォルトのまま”だと、と記載したのは、かなり豊富に難度の緩和機能が搭載されているため、自分にとってちょうどいい難度でプレイすることができるためです。ものによっては「これでプレイして自分は納得いくのだろうか?」と考えてしまうくらいの緩和ぷりのものも。

物語はしっかりファンタジーですが、どうにも訳が平べったい感じがして、どのキャラも同じような言い回しをしてしまうところが気になっています。

 

かなりのボリュームがありそうなので、のんびり遊ぶ予定です。