ドラゴンクエストシリーズの公式サブストーリー集「知られざる伝説」「モンスター物語」を読みました。
古本で見つけてからしばらく所蔵してたのですが、積ん読を崩そう、ということでしっかり読み進めてみることにしました。
ライトノベルよりもさらにライトな文体なので、さくさく読み進めることができます。自分のスピードで一冊二時間弱くらいかな。「知られざる伝説」には堀井さんをはじめスタッフ、関連人物のインタビューも載っていて、どちらかというとそのほうが読み応えがあるくらいです。
「モンスター物語」はモンスターにスポットを当てた、イソップ物語のような雰囲気……なのですが、ドラゴンクエスト本編中に名前が出てくるけれど、作中では一切そのエピソードは描かれない、例えば「リバスト」などのエピソードが出てくるのは面白いところです。
どちらの本も文字が主体ですが、ほぼ全ページにわたってイラストが掲載されていて、ページのデザインはやや年齢層高めの児童書といった様相でした。当時の子供たちが遊んだゲームの関連書籍だから当然か。また全体的に時代なのか、校正は甘めで、誤字脱字が散見されました。もったいないですね。
現在同種の関連本も随時探しているところです。高騰するほどではないけれど、発行部数が少ないと思われるのでなかなか見つからない。根気よく探します。