東京ゲームショウ2019に行ってきました。
最後に行ったのがいつだかぼんやりしているんですが、グランサイファーを観た記憶があるので2015年かもしれません。そのあともう一度行ったような気がしないでもないんですけれど……2015年に行ったときに記事書いてましたね。
今回は1~11ホールまでをぶらぶらと歩いたんですが、そういえば前回に行った時も同じようなことを思った記憶がありました。
「東京ゲームショウって何をしに行くとこだったっけ」
ということです。ゲームショウの「目玉」ってなにを狙ってるんでしょう。
昔はゲームの体験版を配っていたけれど、今はダウンロードすればいい。
昔はゲームの映像はゲームショウや店頭デモ、雑誌付録を通してしか観れなかったけど、今は動画サイトで観れる。
グッズも通販で買える。eスポーツは闘会議とかの方が盛り上がってる。ゲームショウで出る新情報は殆どがプレス日に出てしまって、ニュースサイトで読める。
となるとステージイベントを観に行けばということかもだけど、そうするとメインである展示はいったいなんなんだ、ということになる。でも、メインであるはずの展示で出ている「情報」は他のところでも簡単に手に入るものになっちゃっている。だから、事前情報がゼロだった対魔忍シリーズがブース出してるみたいなのが相対的にトップニュースになっていったりするんじゃないでしょうか。
いや、現地で得られる空気と言うのはもちろんあるんだけども、チケット1500円+交通費をかけたうえで得られる満足があるかどうか。これは結局のところ自分が何をそこに求めているかというものでもあり、ぶらぶら歩いていて何か発見があるか、ということになるとは思うんですが、どうにもそれが見えづらいような気がしています。こう、ニコ生の公開収録が集まっている会場のようなイメージ。
ということで、行ってじっくりと楽しんではきたし、一つ一つのブースはすごいんだけれど、手に入る情報のインパクトがなんだか薄いなぁ、と思ったのがメインの感想なのでした。