日帰りで江ノ島に行ってきました。
最後に行ったのが2017年の映画「君の声を届けたい」よりも数年以上前なので、江ノ電に乗っているときに「君の声を届けたい」を思い出してちょっとテンションが上がりました。
気温36度。激アツ。
駅を降りるとスマートボールのお店が多かったような記憶があるのですが、店舗は一つだけ。炎天下を江ノ島まで。夏休みだし昼に近づくほど混むだろう、と予想して早めの昼食を目指して島を進みました。
過去は短距離の移動にわざわざお金払うのもなと乗らなかったエスカーも子連れ炎天下だし利用。エスカー1の内部にプロジェクターで高精細な映像が流れてました。すごい。
上を観ると一台7ケタしそうなプロジェクターが数メートル間隔で並んでました。エスカー2と3は映像なし。エスカーのお値段考えるとものすごい投資です。
シーキャンドルで展望台。天気がいいのは嬉しい。
そのまま混む前に食事エリアへ。「孤独のグルメ」で出てきたお店に入れました。
鯛と釜揚げシラスの二色丼。やっぱり地物はおいしい。ビール呑みたかったけどバテそうだったのでがまん。
島の反対側からボートで陸地側へ帰って、新江ノ島水族館へ。建物の作りが室内と室外をいったりきたりするので温度変化で体力を奪われますが、展示は豪華で楽しい。エイを下から観るとついついマリオ64を思い出してしまうのは世代だからしょうがないと思う。
その後、来た道で甘味など補給しつつ帰宅しました。
ブログで旅行記書くなんて何年ぶりだろう。暑かったけど充実した一日でした。
上記の移動中も読んでいたのですが、セールで何の気なしに買った「ザリガニの鳴くところ」という小説を読了しました。
主人公のカイアは湿地に生まれた貧民で、両親や家族を失いながらも湿地で一人で生き、成長していく過程が描かれるいっぽう、カイアの成人後にその湿地で起きた事件も序盤で展開されます。
事件の捜査進捗状況をときどき交えながら、カイアの成長を見守るような、二つの時間を行き来する章立てになっていて、事件の真相とカイアの行く末の両方を気にしながら、読者自身が「カイア」という人物についての立ち位置に気づかされる、面白い仕掛けの小説になっています。時代背景が1950~60年代なので、デジタルなものが一切介入してこないヒューマンドラマです。
映画化もされているようです。訳も丁寧で読みやすく、ぐいぐい読み進めることができました。おすすめです。