映画を観ました。
・ポッピンQ
映画館で予告を見て気になっていた作品です。
プリキュアっぽいなぁ、と思っていたんですが、思った以上にプリキュアっぽかった。ただし勧善懲悪という感じではなくて、少女たちの心の成長とファンタジーとダンスという感じの作品です。全体的に映像やギミックが綺麗。
96分の中でどういう風にまとまるんだろう、と思っていたのですが、まさかの結末でした。このビジュアルに惹かれたらできるだけ早めにレンタルなりで見ておくべきでしょう。
としか、言えないです。(笑)
5人で見てたのですが、最終的に全員騒いでました。
・ルパン三世(実写映画版
小栗旬さんが主演のやつです。
結論としては、いろいろ頑張ってたけれど、やや退屈でした。
原因はキャストが多すぎること、製作上の縛りだと思います。観る側はあずかり知らぬことなので、それで評価をゆるめる必要はないとは思うんですけれども。
海外向けにも作っているせいなのか、どうしても前段の説明が長い。日本人の中でルパン、次元、不二子、五ェ門といった一味を知らない人間を探す方が大変なので、日本人としては「とっとと本筋から入ってほしい」というのが普通の感覚だと思います。
登場人物が多すぎて覚えられないし、急に協力者が増えたりするのも頭の中が大変なことになります。なじみのない役者さんたちが衣装もころころ変わっちゃうとなかなか人間関係が判らない。
ルパンっぽい画は沢山ありまして、そこらへんはがんばっていたなぁ、という印象です。それでもどうしても「これやってほしかったね」だったり、実写で不二子というヒロインを描くことの大変さだったり、限界があったという感じ。
敢えて観るかというとそういう必要はないんじゃないかと思います。
上記のルパンの直後に見てみんなで「かぁーっこいい!」って盛り上がった映画です。50分程度の長さなのですが恐ろしくお話もまとまっており、観たい画が詰まってました。次元大介という男のカッコよさを凝縮したようなアニメ。見て損はないはずです。
さらに上記の次元大介の墓標を見たときの興奮で翌日に見たヤツです。五ェ門が今の五ェ門になるまでのエピソード。次元大介の墓標よりもかなりバイオレンスな内容で、死傷するシーンが大量にあるのでご注意。
面白いのは同じスタッフなのに次元と五ェ門とではまったく描き方が違うこと。次元のハードボイルドさ、ロマンとは別に、五ェ門は「侍」としてのエピソードがしっかり書かれている。次元を見たときは「ひゅぅー!」ってなったけども五ェ門を見ると「ぉぉ~(溜息」となる感じ。
ちなみにどちらも敵役のキャラが絶望的に敵役で素晴らしいです。圧倒的な悪役が一人いるだけで充分なんだなって思っちゃうのでした。
これ続くのかなぁ。気になるなぁ。