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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

映画の話 劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』

ネタバレはしないようにします。

端的に「組織モノ」だな、と思う。

765プロがどれだけ成熟した稀有な組織か、というお話。

類似していると思う作品は「機動戦艦ナデシコ」であり「攻殻機動隊SAC」であり。それぞれの濃い、突出したキャラクターや才能、技術をもった人間たちが、その個性を保ったまま、自己実現を果たしている、という映像を見ました。

これまで観てきた「アイマス」そして「アニマス」は、メインのスポットライトは各キャラの個性に当てられてたと思うのですが(抜粋でしか見てないけれど)、映画はそれを踏まえて765プロは、という話だった印象。

それが一番現れているのは伊織の態度なんですが、伊織がそれを強調して語る役どころである一方、ほかの765プロのアイドルたちは、その稀有な組織の状況を当然のものとして受け取っているので、その分ちょっと淡泊に見えちゃう。

それでもとにかく映画としては、魅せるシーンは沢山あるので楽しいのですが、なんとなく同窓会というか、全部ドラマやり切ったあとでの765プロ! という感じだったので、ドラマがみたかったなぁ、とも思ってしまい、そうするとキャラがちょっと多すぎたのかもしれないなぁ、なんて思ったのでした。

TVアニメ版全部みたいなぁ。