昨年の公開時に観たスペシャルアクターズがamazonでレンタル視聴可能になってたので、二度目を観ました。
二回目を見て思うのは、監督の作品という目線で見たときには「カメラを止めるな!」より周りにお勧めできるなぁ、ということでした。
「カメラを止めるな!」は作品の性質上、カメラの動きが激しく、画面酔いに弱い人はとことん辛い映画です。あまり酔わない自分ですらちょっと酔いました。
それに対して、スペシャルアクターズはカメラは安定しているし、脚本も「とりあえずワンカットを見てもらう!」という前提ではないので細かく笑いどころがあり、バランスが良いです。
二回目になると随所の仕掛けというか「これを押さえていなくてはならなかったポイント」みたいなものを意識してみることができるので、また違った楽しみがあります。また一緒に観る人が初見だとそれはそれでわくわく。
本当にお勧めの映画なんですが、劇場公開時は面白いのにカメ止めほど話題にもならず、公開期間もごく短く終わってしまったので、今だからこそ見てほしい。大笑いしたいとき、元気が欲しいときに楽しめる映画です。
エンディングテーマの文化祭のような屈託のなさが本当に好きなんですが、それに加えて、本編序盤、お話が始まるときのブラス曲がゴキゲンで、わくわくしました。エンディングテーマだけitunesで買ったけど、他の曲もちょっと興味が出てきた……
ということで、お勧めの映画です。