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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

荒木比奈が成長するほどに荒木比奈のPでいることに危機感を感じている話

私は荒木比奈のPである。

 

dic.pixiv.net

 

これは荒木比奈が苦手になってきたかも……という辛い話をする回なのだけど、あくまでnot for meになってきたかもしれない、というつもりで書いていきます。

で、それはとにかく自分との相性の問題なので、荒木比奈というキャラクターについての分析の記事だと思っていただけるのがありがたいです。

 

さて、荒木比奈に関わらず自分が好感を持ちやすいキャラは(それが実在か非実在かに関わらず)懐が広い、許容してくれそうなキャラであるという、多くの人にとって心底どうでもいい話をこのブログでも何回かしていると思います。

というわけで、比奈についてもその方向性で気に入りました。比奈はいわゆる「だめ」の側に属するキャラクターです。ですが自己評価は決して低くない。「非リア」に属しているけれど、前に進もうとはしている。

 

荒木比奈[N]から[N+]の各種テキストではそういうキャラクターに位置付けられていると読めるわけです。

 

これは比奈に限った話じゃないんですけど、シンデレラガールズのキャラクターって、後にリリースされるカードになるほど、キャラクターが成長したり、時間的に言うと後であると読み取れるようになっているんですね。

 

で、待望の最高レアリティ、SSR! が2種あるんですけど、それまでN→SRと成長した比奈はどうなっているか。

 

おう。比奈、プロデューサーのこと好き好きになってるな。

 

と。

 

どんどん、プロデューサーとの関係が親密になってるんです。SSR[シーサイドドリーム]なんて完全にプロデューサーとのデートの描写なので、なんかどっぷりなんです。仲がいいのは良いことだ。でもなんか、すごく依存度が高いと感じる。

 

Nカードのときには、アイドルになる前の日陰者からアイドルになろうとする努力、苦難。

SR[ブルーフロートパーティ]ではアイドルになってからのオフとオンの切り替え。

SR[夏の思い出]ではプライベートでプロデューサーと二人のようだけど、適切に距離感がある。信頼できる仕事のパートナーだ。

SSR[ネクスト☆ページ]ではプロデューサーとの気兼ねないプライベートと、アイドルとして高みをみている描写。

SR[always]では他のアイドルとの関係。

 

なんですけどSSR[シーサイドドリーム]では決定的なことがあって[シーサイドドリーム]ではアイドルとしての今後の話を全然してないんです。

 

完成しちゃってる。イベントSR[Needle Light]でも結構な割合、自身のアイドルとしての姿をすでに自分の物にしているんです。

 

それはいい。アイドルになった、それはいいけど、同時に「プロデューサーに依存している」描写が濃くなってる。それはまずい。上を目指す描写がなくて、誰かへの依存が高まると、それは致命的な停滞になりかねない。

私事なんですけど、自分も何度となく現実で経験があるんです。「今いる場所」が既得権になってて、それで「他人に依存を強めて」その場に停滞してしまう人。背中を押そうと思ったけれど、それを「思い切り甘えていいサイン」だと誤解してしまう人。

 

そういう怖さ、みたいなものを感じてしまったので「あ、荒木比奈のPでいることに危機感ある」ってなってしまったんです。もしこのまま荒木比奈の続発カードがプロデューサー好き好きに終始してしまったり、前に行くことを辞めてしまうと、担当する甲斐が消えてしまう。

 

 

ということで、感じたことを文字化してみました。次のカードはどうなるか注目したいと思います。

デレステのホーム画面はシーサイドドリームからもう少し手前のカードに変えておこうと思います。絵柄がブッスリ刺さるので「夏の思い出」あたりにしておこう。