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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

コンテンツツーリズムっぽいものを語る2018冬

名古屋でシンデレラガールズのライブに行くってんで、せっかくなのであちこち寄って現地に行くことにしました。

新幹線は移動距離が長くなると乗車券は複数日程使用でき、乗り降りが可能になります。折角なので東海道で旨いものを食べながら移動しよう! ということで

朝食:東京で駅弁

昼食:沼津港で魚

夕食:浜松で鰻

と贅の限りを尽くすことにしました。

 

で、コンテンツツーリズムの話を過去に何度かしていますが、今回はシンデレラガールズのライブに行くために途中で沼津というラブライブ!サンシャイン!!のコンテンツツーリズム現地に降り立ちました。都合沼津は三度目です。

今までと違うのは「淡島に行ってない」というのが大きいところです。沼津からそのまま沼津港、そのあとは浜松に向かっています。

そうして淡島を抜きにしてみてみると、沼津の駅前の街は、寂れて見えた。

いや、実際に、街としては商業施設はあまり大きくないし、商店街のキャラクターもなんだか色あせているみたいだし。

そしてラブライバーも見た所ほとんどいない。

 

コンテンツツーリズムを「常設する」ってのはすっごく難しいことなんだな、と感じました。特に沼津の駅前は特別、観光地ではない。だから「ラブライブ!」がなくなると、普通の商店街に戻るけど、特にラブライブ!サンシャイン!から戻す理由もない。

淡島マリンパークはそこ自体が観光地だし、淡島付近も三津シーパラダイスあたりまで観光地として成立する。

「町おこし」という文脈でコンテンツツーリズムを見ていくと、そこに観光資源がないものを、ただコンテンツだけで飾っても長続きしないのかもしれないですね。

 

一方、シンデレラガールズのライブ、ということで行った名古屋は、町中からシンデレラガールズのライブ参加者でいっぱいでした。たぶんこれは、名古屋ドームで大型のイベントがあるたびにこういうふうに人が集まり、そこに経済効果が発生するのだと思います。こっちはキャラクターをことさら前に出さなくても起こる現象で、イベントのための「ハコ」があるのが強いのだなと思います。

 

コンテンツツーリズム、というものは成立するけれども、その前提には観光資源として利用できるもの、食事、観光スポット、イベントのための施設、という条件があるのかもしれないな、と感じた旅行でした。

 

ライブの感想はまた別に。