paper-view

ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

パシフィック・リム アップライジングの話(ネタバレなし)

パシフィックリムアップライジングを観てきました!

 

pacificrim.jp

 

 ネタバレなし感想を入れていきたいと思います。監督が変更になったということで表現がどうなるかなというところが不安ではありましたが、いい意味で吹っ切れていたと思います。

 前作は「怪獣大好き監督のロボットウルトラマン」みたいなものだと思っているのですが、では今作はどうだったか、というと「日本向けスーパーロボット洋画」といった感覚で、明らかに日本のロボット好きに向けて作られていたと思います。怪獣の強大さ、というよりは、ロボットのカッコいい動き、そしてキャラクターたちの日本的お約束描写に力が入っていました。

 

 映像でカッコいい場面を作るためにはいろいろとめんどくさいところは無視しまくっていて、潔いです。エネルギーのために頭が悪いところを見せてくれます。ちょっと明らかに日本向けに作ってるのが気になるけど、友好的だってことにしておけばいい。

 じゃあそれが日本のアニメよりもすごいのか!? というところがなかなか悩ましいところで、正直、洋画でここまで日本のアニメっぽいワクワク感を出せるようになってしまったら、それこそ日本がヤバいんじゃないの、それを洋画マネーでやられてしまう時代なんだなぁ……という感じです。それ自体は前作と特撮映画との関係でもみられたものではありますが。

 

 とはいえ、エネルギーのあるものが増えていくことについては、ネガティブな想いはないものなので、今後の展開にも注目したいと思います。