先に雑談を。
なにかキャラクターを使って二次創作をする場合「このキャラはこれを言わないだろう」ということは絶対にしないようにしているんですが、最近デレマス(デレステ)でいっちょやってみるかいと挑戦したらまぁこれが難しいこと。
恐らくですけど、このデレマスの世界はキャラごとに考えたらそんなにテキスト量が多くない。そんでその代わりにファンサブが滅茶苦茶多い。そしてそのファンサブと本筋が相互に影響しながら現在がある。
から、どう読みこんでも正解がないような気がするし、一方でなにやってもいいような気がする。
つまり「寄るべきところ」が見つけられない、自分が寄るべきところにならなきゃいけないっていうのが難しいところなのです。大変だこれ。
ということで、もうちょいファンサブ見ていかないといけないのかな、と思ったのでした。
それと関係してですが、年末の冬コミの頃を狙って色々と動きがみせられたらいいなぁ、と思っています。まだ余裕あるように見えて、実は3~4くらいの企画に同時に乗っかっているので、おそらく後で大変なことになると思います。
自分は集中力が続かないので、こうやって細かい活動をたくさんしている方が性に合っているのかもしれないなぁ。
・三匹のおっさん(小説)
先日閉店間際のブックオフでいっぱい買ったらセールになるってんで買ったうちの一冊です。これと一緒に「レインツリーの国」も買ってて、そっちはまぁ滅茶苦茶甘くて楽しいけど辛いなみたいな感じだったんですよ。
で、こちらはおっさんたちの勧善懲悪みたいな感じで、痛快なお話! と思いきや途中から急に高校生カップルが出てき始めて「!?」となったのでした。お話はとても面白いです。テンポのよさ、キャラクターのよさ、さすがだなぁ。
・この闇と光
トリックのあるお話だということが帯で明示されていたとき「よっしゃあ見抜いたるかい!」とは思わずにとりあえずすーっと読んでしまうわけですが、それの中であーひょっとしてこういうことかなー、って思いついたりはするよね。
独特の空気感があって面白い小説だったんですけども、でもこういうのってやっぱり帯やポップでそんなにトリックあるよっていうことを匂わせないほうが楽しめると思う。
でもトリックあるよって伝えないと自分も手に取らないだろうからジレンマよね。
・ここはボツコニアン
気になっていたけど文庫版まで手に取らなかった本。この文体で読みやすいのはさすが宮部みゆき先生ならではだけど、続きを読みたいとは思うことができなかった。どうしてかなぁ。テンションについていけなかったのかもしれない。
・ 煩悩寺
秋★枝先生作家買いをしようキャンペーン。ということで読んでいたのですが、キャラクター造形にパターンがあるのがこの人の漫画ですよね。さくさく読めた。「恋は光」がなんとなくダレてしまっている感じになってきてるので、このくらいの長さのほうがまとまる方なのかもしれない。
・虚構推理
4巻まで。面白いんだけどなかなか話が動かない! あとミステリーとはちょっと違う。「推理」ってついてるけど推理ものではない。キャラや人間関係はとっても面白いんですけども、もうちょいテンポがよかったら嬉しいんだけどな。
・昭和元禄落語心中(完結)
終わってしまった。この漫画を読みながら最終的に思っていたことは「落語」がどんな位置にあるかっていうことで、自分としては、だけれども、お話の中心でありながら落語自体は脇に置いてあったと思う。
つまり「落語」そのものそれぞれにストーリーがあるけれど、この漫画自体もストーリーなので、劇中で描かれる「落語」は、それ自体が主になってしまわないようにちゃんと脇に置かれている感じ。
自分は落語に詳しいほうではないので、落語が好きな人からしたらこのあたりはどうなのかな、というのは気になるところ。
実は新海誠監督の映画はほとんど見ていると思うんです。ほしのこえ→雲のむこう、約束の場所→秒速5センチメートル→星を追う子ども→言の葉の庭、と観てきました。
今まさにいろいろ盛り上がってるところだと思うんでいろいろ言うのはあれかなーと思うんですが、自分は「ああーよかったなぁ」って思うんですよね。
とりあえず今はこれだけにしとこう。難しいことを考えたりせず、そのまま観ることがよい映画だと思います。作家性、みたいなことを見る側が意識すると途端に面倒な問題がいっぱいついてきちゃうからね。