昼間twitterでリース(聖剣3)のことを見てからリースのことが頭から離れないんですけれども。
わざわざエントリにするくらいですから、僕は聖剣伝説3の女性キャラのなかではリースが最も印象に残ってます。
なんでか。
リースといえばこの場面! というのがあります。
検索窓に「リース ホークアイ」と入れればすぐにお分かりと思います。さっき試したら予測結果に出たから。
そう、ホークアイがリースにキスするシーンです。これが強烈に頭に残っている。
ストーリー上重要なシーンではありません。敵地の中、カルい男ホークアイがリースに出会って事情を伝え、お礼としてリースにキスする、ご挨拶程度のシーンです。引用しましょう。
リース
『わかりました。私はこのローラントの王女だった
リースです。父の仇は取りたいけれど、無実の娘さんを
ギセイにはできません…ホークアイ
『ひゃっほう!さすがは王女様、もうキスしちゃう!リース
『!!!!リース
『な、な、何をするんですか…わた、わた、私…ホークアイ
『おっと、すまない。ついコーフンしてしまって。
この場面でホークアイ以上に極度のコーフンを覚えそれを20年近く引き摺っているのが僕という生き物です。
わざわざこの醜態をさらしてまでこれを書いたのは「そう(無意識にも)思っているやつは僕だけじゃないはずだ」と考えているからです。
まぁ思い出してみてください。この頃発売されたゲームで「カルい男キャラが」「誠実な女キャラに」「キスして」「女キャラが恥じらう」という関係性のシナリオのゲーム、なくないですか?
ファイナルファンタジー。4はもとからラブラブでダメだ。
5はバッツは手を出さない。チキン野郎が!
6、ロックもやっぱり手を出さない。セリスに襲われろ!
ドラゴンクエスト4。久美先生の小説でも女子は恥じらわない!
ドラゴンクエスト5。そもそも主人公に軽いもクソもない!
ドラゴンクエスト6。そういう展開すらいっこもない。
もうちょいいきましょう。
ライブアライブ。悪女四天王だ!
バハムートラグーン。悪女四天王だ!
ロマサガシリーズ。シナリオがフリーだ!
そう。基本的に「プレーヤー」を反映するキャラの立ち位置が男性であることがほとんどのJRPG(もしくは日本製ゲーム)において、女性側が積極的または男性と心を通わせている状態はそこそこ見られますが、女声キャラの立ち位置でカルい男にキスされて恥じらうっていうリアクションのあるメインキャラっていう立ち位置は、ある程度本数行ったゲームでは「聖剣3のリース」くらいしかいないと思うんですよ!!
このゲームが発売されたころ、僕は小学4~5年生くらい。少女漫画とか読んでみたくても口には出せない思春期真っ只中です。こういう時期にゲームを通してこういう少女漫画的イベントを見せられてしまったら、ズドンと胸の中になんかブチ込まれますよ。
そういうわけで、こういうイベントがあったからこそ20年経ってもリースのことはめちゃくちゃ可愛く感じてしまうし、今もリースをヒロインとして描いてる(その、色んな媒体で)人のなかにもこういうところになにか感じてしまった僕みたいな人がいるんじゃないかって思うんですよ!
今日は一日そんなことを考えていました。以上です。ご意見お待ちしてます。