花のズボラ飯(3)
孤独のグルメがドラマとして注目されたあたりがきっかけなのかわからないけど、とにかくこの数年間はものすごい勢いで食事関係の漫画が増えてて、正直に言ってやや胸やけ。
とはいえ漫画とかラノベとかってジャンルはやっぱり、よく言えば売れ線、悪く言えば二番煎じのものっていうのはたくさん出るので仕方がないなとは思うんですけども。
そんな中で初期から出ていた食事関係の漫画の中で買い続けている漫画であります。だんだん、うまそうかどうか、というよりもこの原作と作画の組み合わせの妙が読む理由になっていて、ここら辺は同族の漫画よりもさすがに頭一つ抜けて面白いです。
あああ~良かった出た~、という感想。作者の方がご病気でお休みされていたので。空の軌跡みたいな長い長いゲームはこうしてコミカライズとかノベライズとかされるとオススメしやすくていいですよね。あとは誰が描くかなのですけども、ファミ通ブロス直撃世代としては一番納得のチョイスであることは何度も述べているはず。
アルテ(4)
人間関係が複雑化していくけど、悪人が出てこないせいか、どうしても森薫漫画的な見方になってしまいがち。比較され続けてしまうのは仕方のないところか。今回特に人間関係の話が多くて、話の主題が移っていく感じがしてます。どっちいくんだろう。
orange(5)(完)
そ、そうじゃないんだー! 僕の読みたかったやつはーっ! って思ってしまった漫画だけども、実は3巻くらいからそうなるかもと思っていたので、やっぱりそうなったかー、という気持ち。 自分は少女漫画についての造詣には自信がないのでそこは甘くなってしまうのだけど、いわゆる「SF」なところが面白いかもと思って読み始めたのに、その「SF」なところが適当なままにされてしまったのが辛かったところ。たぶん、この作者さんの得意ジャンルではないんだよね、きっとね。
orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))
- 作者: 高野苺
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/11/12
- メディア: コミック
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累(7)
これは面白い漫画です。ってすぱーんと言ってしまうけど、たった一つの秀逸なアイデアによってずっと継続して話が続けられているところがとてもよい。こういう話づくりができるのって強みだと思うんですよね。ただ人間関係はだんだん複雑になってきたので、ここいらでもう一度最初から読み直しておく必要がありそうだなと思っています。
ひとり暮らしのOLを描きました
絶妙な画だと思うので、この画をみて「あっ」って思ったらそれに従って行動したほうがいいと思います。欲しいと思ったらさっと買うべき、やばいと思ったら距離を置いておくべき。自分は欲しいと思った側の人間。
ネット上でいくつかのお話は読めるので、それを読んでおいたらいいかなと思うんですけども、それしてしまうとそれだけでもうコミックス買ったのと一緒なので注意。
このマンガが続くためにはこのOLさんは絶対に幸せになってはいけないのだが、でも終える時にはこのOLさんには幸せになってほしいと思っていて、そこがジレンマ。何冊まで行ってほしいかは議論のしどころ。
あと「ファイブスター物語」をじわじわと読んでいます。人間関係が濃いのと壮大なので結構たいへん。7巻まで読みました。ようやくわかってきた。