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そういうわけで、一年強準備をしてきたコンサートの本番が週末です。
今回もいろいろとやってきたんですが、
・演奏(コントラバスだけ)
・編曲(楽曲の一部)
・MC原稿
・演出(サスペンス劇場)、台本、大小道具作り
・宣伝映像作成(ららら編。みんなありがとう!)
あたりが自分のお仕事です。
特に今回大きいのはサスペンス劇場。
本演奏会で最大規模のプログラムです。
MC原稿が全体で1万字くらいあるわけですが、サスペンス劇場だけでもほぼ同じ字数の台本を書いています。
演奏会が終わってから詳しく語りたいと思いますが、自分が思いついたこと、やってみたいこと、観てみたかった画、そういうのを全部詰め込んだ企画ステージです。もうちょい高尚なことを言えば「ゲーム音楽」へのアプローチの結果です。
端から端まで僕が観たかったもの、聴きたかったこと、仕掛けたかったことだらけで作っていますので、僕のことを知っている方はひとつひとつ仕掛けに出会うたびに僕のドヤ顔が思い浮かぶ呪いかけておきますね。
して。
GAMEバンドの舞台は独特で、基本的には「ゲーム音楽」という縛りであれば何やってもいいんです。(たぶん)
演奏会において「これしかやっちゃだめ」と言われることはあまりないと思います。けど、みんなが共有している「こういうことしかやらない(やれない)」という暗黙の了解があるはずです。
GAMEバンドの企画は、そういう暗黙の了解を持たない、もしくは弱い。企画者の工夫次第でいくらでもステージを拡張することができます。実現できる範囲内で、ですが。
ただ「何やってもいい」というフィールドを与えられたとき、どのくらいアクセルを踏めるか、というのがポイントです。
そこでアクセルを踏みこむことができる人間はなかなかいません。それはGAMEバンドでもそうそう多くない。
が、今回はかなりのプログラムが「踏み込む側の人間」によって企画されています。結果、吹奏楽のステージと言うとちょっと語弊がある。
でも舞台って、もっと自由でいいじゃないか。
僕が「ダニー・ケイとニューヨークフィルの夕べ」をきっかけに、常識にとらわれない自由なステージにあこがれるようになったことは何度となくtwitterや口頭に出しています。
ダニー・ケイとニューヨークフィルの夕べ01 - YouTube
(実際にダニー・ケイが登場するのは02から)
20代の10年はGAMEバンドに費やしてきました。
5thコンサートは自分にとってその10年の集大成となるでしょう。
ダニー・ケイとニューヨークフィルのような、気張らない、笑顔あふれる、けれどやるべきことはやる、そういうステージを作り隊と思っています。
正直、要素が多すぎてきちんと通るかとっても不安ですが、本番までは駆け抜けたいと思います。
アマチュアの最強の武器は、失敗も笑いだということです。
終わったらもっともっと長々と述べていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。
もはや吹奏楽という枠ではない。
けれど、ゲーム音楽のステージとしては、これ以上なく楽しくできると思います。
皆様のご来場をお待ちしております。
Game Addict's Music Ensemble 5th Concert
~がんばれ神々の怪盗ペイントフロンティア~
2015年5月16日(土)習志野文化ホール 入場無料・全席自由
15:00開場 15:30開演予定(終演19:30予定)
※以前の開場・開演時間から変更になっています。ご注意ください
演奏予定プログラム
ゼルダの伝説 神々のトライフォースメドレー
マリオペイント メドレー
GAMEバンドサスペンス劇場~犯人はヤス~
サガフロンティア(レッド編)
最速の証を手に入れろ
ほか