ずいぶん長い間書いてなかった。
絶対にジブリの文脈で語られてしまうことを運命づけられてしまった、仕方ないけど誰かが引き継がなきゃいけない運命のアニメ映画。
内容は面白いです。ふつうの長編アニメ映画として面白いのにも関わらず、絵柄、展開、様々なものにジブリオマージュを感じるわけで、色々なことを考えたうえそれをすることを決めたんだと思うんですよ。
ただ、宮崎駿という監督そのものが持っている情報量の多さに並ぶというのはものっすごく大変なことで、ジブリっぽい画を作ることでそこの差は明確になってしまう。ほかの長編アニメが特別に宮崎駿監督作品に迫っているかどうかは別として。
なので、内容もそうだけども「どういう語られ方がされるか」に嫌でも注目してしまう作品となりました。
一方で宮崎監督はまた長編作るよと言い始めてて、いろんな角度で行く末の気になるスタジオとなったなぁ、という感覚です。
「メッセージ」観てたときに予告に出てて面白そうかも、と思って観た映画。結果としては日米の文脈の違いに終始したという感覚。これはなにか言うべきではないと思うので実際に見て感じてください。
日本の特撮(子供向け特撮)におけるカタルシスとは全然文脈が違うので、テンションが上がる場面は思った以上に少ないです。これについては日本人がどうこういう話ではないように思う。
■銀魂(実写映画版)
友達から「たぶんディスク版になったときに挿し代わる映像がある」と言われてなるほどと思い観に行った映画。たしかにこれはディスクではできなさそう、と思った場面多数。
良くも悪くも「ヨシヒコ」の劇団という感覚。パロディやタブーに踏み込んでいくのは銀魂もそういう作風なので、よくマッチした組み合わせなんだと思う。どちらかが好きならその両側の架け橋としてぜひ。
こっから漫画。けど一冊ごとの感想はしないことにします。どれ新しく読んだか覚えてない。
年明けからここまでの感想としては、頭一つ飛びぬけているのが「とんがり帽子のアトリエ」で、面白かった「約束のネバーランド」はいまの連載最新の流れを見ている限り、自分がわくわくできるフェーズの外に少しずつ進んでいる感じ。
ガルパンの「リボンの武者」はキャラクターの多さと連載スピードと作品そのもののこれからの展開から嫌でも一戦一戦は軽く、あとは最終章との絡みが気になるところ。最終章の映像にBC自由学園もあったので期待大。
ジャンルという意味では「ダンジョン飯」が盛り上がったせいか、異世界×グルメみたいなのが盛り上がっている印象があるけど、すこし冷静に見るようにしているところ。
これから発売される予定でものすごく期待している、というか連載でいま好きでしょうがないのが「忍ぶな! チヨちゃん」です。キャラのバランスが非常に素晴らしい。たしか10月発売だったかな。よろしくお願いいたします。