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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

セルフマネジメントと箱書きの話

いろいろな予定が詰まってきたので、なにより頑張らなきゃいけないのがセルフマネジメント、つまり自分を奮い立たせることなのですが、そのためにどうやって自分が頑張らないで自分を奮い立たせるかが一番重要だなと実感しました。

 

つまるとこ「やれよ」というのを自分の外から沸き立たせるようにするとよい。具体的には、タスクを書きだして自分のまえに出しておく、その書きだす作業もやらなきゃいけない日から前倒してやっておく、ってことがすごく役に立ちます。

そうじゃないと、なにかをやらなきゃね、っていう意識だけが肥大化していって、プレッシャーだけ募ってくし、実際にたいしてタスクも減らない。

 

いっぽう、ちゃんと書きだしてあるとそれをこなせばいいだけだし、なにをやるか考えなくていいし、終わったあとの達成感もでかい。

 

で、同じことは単純に文章を書くときにも言えて、こーいうブログでちょっと二千字弱で言うくらいなら頭のなかで組み立ててぽんと出すだけなのでいちいち書きださなくてもいいんですが、それよりもっと長くなっていくと、たとえば論文とか小説とかだと、そういう土台があるかどうかで全然楽さが違ってくる。

前にFF5の二次創作小説を書き進めていたときは、比較的作業そのものは楽で、それはゲーム中のシーンに沿って書けば終わるからで、展開について考えたり書きだしたりする作業が少なくて済むからなのでした。一方でもとのお話から冗長なところをはしょったり、不足部分に説明を加えたり、オリジナルの展開を織り込んだりすると、そこはもとになるシーンがないので、時間もかかるし、頭も使う。それでいて、なんとなくいいものができたような気もしない。

 

結局のところ、そこら辺が僕の(もしくは人間の)頭のキャパの限界なのだと思われます。だから、いっぺん展開だけ箱書きみたいに書きだしていかないと、時間がかかってしょうがなくなる。

なので、いま手元で書き進めている、プロットとか箱書きとかそういうのを作らないで頭の中だけで組み立ててるものは、ひどく進みが遅い。

 

と、いうことを実作業上で思い知ったのでした。作製する文章量としては、ただかいていくより1.5倍くらいになっちゃうので、作業も増える気がするけど、でも文章なんて多く書いても少なく書いても文章だし、いいものかどうかは文章量とは別なので、いいものを量書くなら、準備も量をこなさなきゃいけないのだな、と思ったのです。そんで、きちんと準備が整っている作業は、とにかく早いし出来も安定する。

 

もう一度タスク全体の話に戻りまして、つまるところ何らかの狙いを達成するにはどれだけ準備ができたか、なかでも自分を動かすための装置をどのくらい作るか、っていう急がば回れ的な対策が必要なのだなと思ったのでした。今後もいろんなタスクが降りまくってくるので、きちんと準備をして全部ブチ倒したいと思います。