先日、年末に実家絡みのことをこなしたときにちょうどとある声優が重要報告をするみたいなことをtwitter上なりで見まして。
とくにそれに関係するのかどうか自分でもよくわかりませんが、なぜか「たとえば声優が自分の家族の遺産相続をするとかのことは、反感を買ったりはしないのか?」ということをふっと考えました。
反感とはどういうときに起こっていることかっていうと、それはもちろん結婚報告とか、交際発覚とか、そういうイベントごとです。もちろん反感だけということではなく、ある程度の量の「反感」があるというくらいのことで定義しておきたいと思います。デリケートな話なのでこのへんで次に。
アイドルとか声優とかタレントとかは、男女問わずいわゆる交際とか結婚とかが反感を買うことがある。それはなぜか。
交際や結婚は反感を買う。けれどそれ以外のイベントごとではどうなのか。
たとえば、遺産相続しましたー! とかご報告があった場合には反感は買わないのか。どうなんでしょうか。
そもそも、そんなに報告するもんでもないかもしれませんが。
では「養子縁組しました!」とかだとどうでしょう。
『ご報告いたします。このたび、私○○は、□□さんと養子縁組を結び、私が□□さんの養子として戸籍に入りました。今後ともよろしくお願いいたします』みたいな。
なんとも言えないもやもや感が産まれる気がする。
子どもが生まれました! は祝福される要素が濃い気がする。
このあたりの差は結局なんなんでしょうか。
いや単純にセックスパートナーだからだろ、というのは容易な想像ではあると思うんですけれど、じゃあセックスパートナーであることの開示の「なにが」不快感に繋がるのか。
さらに同じ「なにか」を持っている、報告すると不快感を得るようなことっていうのはないのか。
ふっと考えたのは「秘匿」でした。
夫婦や恋人という関係がオープンなものであっても「こういうセックスを愉しみました!」を公開することをオープンにするのがそんなに一般的ではないように、秘匿すべきこと、もしくは秘匿されることについて何らかの反感を産む。
オープンにしたことが孕む「オープンにしない/すべきでないこと」が反感を産む。
たとえばこんなご報告ではどうか。
「ご報告いたします。これから私○○は、入国すれば機密のために外からまったくアクセスを遮断される国に入国します。出国しても滞在中起きたことは一切お話できません。はい、それではいってきまーす!」
みたいな。もやもや感どうでしょうか。
という、仮説もオチもないんですが、そういう交際とか結婚以外での「なんか報告ごと」ですごい反感を産むことってなんかないんかなということを考えていたのでした。なにか思いついたらご提案ください。