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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

実作の話

ということでようやっと、一年前から温めていた音楽サークル「ととΘωθ」の情報を公開することができました。やったぜ。

 

ととΘωθ -課題図書系音楽サークル-

 

経緯について。僕の意識は単純に言うと、ボーカルの硅さんがソロで歌う企画ができんもんかな、と思っていたことと、作編曲のチョコさんの作る曲の企画ができんもんかな、と思っていたことと、それから、漫画を基に何らかの企画が打てないかな、と思っていたことでした。ここら辺の話はまた後日、デモ音源ができたころに。

 

これまでの活動によっていろんな能力を持った友人ができたわけですが、それをとにかくもっと表に出すことができないだろうかと思っていまして、そういうことを色々工夫していました。もちろんこれまでもそういうことを考えていなかったわけではないのですが、結局のところ僕のディレクション能力の不足で、実作に至らなかった。

 

とにかく、実作なのです。それは特段に否定される要素じゃないと思うのですが、この「実作」を作ろうとすると人は欲が出る、欲が出ると言ってしまうとよくないかもしれない、夢が膨らみ過ぎる。企画は大きくなる、関わる人は増える、それをネタに呑むのは楽しい、けれど実作には至らない。

往々にして、個人が造れる作品というのは基本的にはごくごく小さなものでしかない。この小さな実作を重ねることができるか、それとも夢を見続けるか。

経験則として、関わる人数が二人以上の場合には、壮大な夢を見続けるには金が要る。

 

ようやく、少しずつどうやってこの「作れる範囲の実作」を出すかということが身についてきているのかもしれないと思っています。それは自分の経験ということもありますが、同時にたくさんの方に助けられてのことなので、有難い限り。

 

そんなわけでこの「ととΘωθ」も形にできた実作の一つということになりました。どうぞよろしくお願いいたします。