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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

ゲームについて思うことの話、2015年度版

先日もちろりと触れましたが、コナミがコンシューマーから撤退するとかどうとかという話。ちゃんとしたソースがなかなか見つからなかったのですが……

 

しかたないよなぁ、と思っていました。

さくまあきらさんと桃鉄の件もあり、どうしても悪い印象がつきまとう同社ですけれども、結局のところ法人はその経済活動が合理的かどうかなので、それが「稼げるのか?」「稼げないのか?」ということを考えるわけであって。その中でも同社の持っている知的財産というのは強く歴史に裏打ちされたタイトルばかりですので、まったくの新規コンテンツからすると予測がしやすいはず。

そんなタイトルが「稼げない」と判断されたということは、これはもうどうしようもないことだと思います。

これを同社が悪なのだというのは残念ながら現実を見れていないのではと考えざるをえない。稼げない、作ってもプラスにならないものを作りつづけるのは、その中で社員を抱えなくてはならない法人活動にとってはなんの意味もないこと。

 

実は先日出たメタルギアソリッド5TPPをものすごい勢いでプレイしているのですが、その開発についての映像もろもろを観ていたときにいちばん最初に思ったのが「これ、ペイすんのかな……」ということでした。海外でも人気の強いタイトルなので、市場が広いという強みはあると思うんですけど、あれだけの力が投入されたタイトルが一万円しない。関わる人と費用はどんどん増えていくのに、ソフトの値段は変わらない。

そして、メタルギアソリッドはこれまで例外なく、発売後数か月で中古市場にものが溢れます。市場価格は1~2000円台まで下がる。それで本当に大丈夫なのか。スタッフロールの人数すごかったですよ。そりゃ分業はしているのだろうけれど。

 

素晴らしいものが作れるというのは素晴らしいことです。でもそれで食えないというのは、悲惨です。ゲームっていまそこに来ているのだと思います。だから、これ以上はだめだというときに「もうつくりません」となるのは合理的なこと。

そんで、今後そういうメーカーは増えていくと思うのです……というよりか、先日のゲームショウで見渡したら、ほとんどメーカー自体が生き残っていませんでした。超鉄板のタイトルばかりが並んでいた。

 

では、我々需要者の側は何ができるのか? と考えたときに、それはあまり多くはないとは思うんですけど、少なくとも「開発を続けろよ」と非難をするよりかは健全なことだと思うのですよね。欲しいならお金を出す。それがもっとダイレクトに、フレキシブルになればいいなと思うのです。

 

2015年で思っているのはこんなところです。あと数年で、業界はどうなっているか。据え置き機、という存在がまだ残っているのか。などとぼやっと考えているのでした。