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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

スマートフォンのゲームの話

スマートフォンのゲームにイマイチハマりきれてないです。

 

と、大きくくくってしまったんですが、自分が遊んでいる、遊んだことがあるゲームってそんなに多くはないです。パズドラ、グラブル、スクフェス、デレステ、あとはちょいちょい、といったところなんですが……それらを、それなりの時間楽しんでいるにも関わらず、どうにもハマりきれていない、という感覚があります。

 

楽しいか楽しくないか? というと、楽しいです。これは間違いない。パズドラも楽しかった、グラブルも楽しい、スクフェスデレステも。これは前にどこかでみた「数値の変化を楽しんでいる」という言葉がしっくりきていて、ゲームのシステムいかんにかかわらず自分もこれを楽しんでいるのだと思います。

 

ではハマりきれていないってのはなんなのか? というところですが、なんとかシンプルに言うと「心に残らない」感じがする、と思っています。心に残らない感じ、はつまるところ「物語」についてであり、プレーヤーである僕の「プレイ体験」という物語だったりします。

 

スマートフォンのゲームの傾向は、時間回復するスタミナがあり、コレクション要素がある何らかルールがあり、それらをブーストさせるために課金コンテンツ、っていうのが方向性だと思うんですけども、これがどうもお話と上手に結びついていない感じがする。

 

お話、を心に残すものにするためには、導線を丁寧に作って、それを回収していってもらって、最後にストンと落としてもらわないといけないと思います。これはそれ以外のやり方を自分が知らないという意味でもあり、基本的に小説でも漫画でもアニメでも映画でもそういう作りになっている。

けど、スマートフォンのゲームはそれをさせるのがとても難しいと思います。まず、導入は無料でなくてはならない。いや買いきりでもいいじゃん、って思うところですけど、無料じゃないと入ってすらもらえないというのが現状だと思います。登録無料にせずにスタートはたぶんできない、ほとんどできない。

そのあとに遊び続けてもらうために、イベントを張りつづけなくちゃならない。ひとを集めると少数割合ながら課金してくれるユーザーが増えるはず。そのためにはゲーム人口が多くなくてはならないから、動き続けているゲームということになる。

 

そのほかの、ゲームシステム上絶対に必要な縛りをどんどん加えていったときに、果たしてスマートフォンのゲームにおける「物語」って、どうやったら面白くできるんだろう、ということはものすごく難しくなるんじゃないかと思うんです。仮に自分がやるとして、で考えたときに、到底解決できる気がしない。

例えば、グランブルーファンタジーで考えれば、味方は死んではいけない、お話は続かなくてはならない、最後はグランサイファーに加入しなくてはならない、戦闘は入らなくてはならない、などなどいろんな縛りが発生しているのが見て取れるわけです。そしてそれは悲しいかなお話を淡泊なものにしてしまっている。

 

だからこそ、あとからアニメなどでの展開をするのだと思うのですけど、そちらに展開をするのであれば、元のゲームは単純にそれまでのステップと、アニメ等での物語が終わった後に延長戦をするための装置になってしまうわけで。結局、物語が淡泊だというところは変化していかないわけで。

 

多分、大方のところでそれは大きな問題ではないんだと思うのです。スマートフォンのゲームって最初に書いたように、数値の変化が一番楽しいところで、自分の持っているカードが増えるとか、その体験を誰かと共有するとか、そこらへんでゲームとしてはオッケー。だけど、だから物語が添え物になってしまっていて、それが自分にはどうにもハマりきれない要素になってしまっている。

 

それを打破するためのことが思いつかないのでなんともいえないんですけど、ただそうするとスマートフォンのゲームって、過去遊ばれてきたようなゲームと同じように、十年経ってリメイクするよとか、移植するよとか、そういうことが起こりにくくなってしまうんじゃないかなと思うんです。同じゲームという土俵であるにも関わらず。それってなんとなくもったいないことなんじゃないかなと思っているというのが、いまぼんやりと考えていることでした。