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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

漫画の話150826

今週買ってる漫画が出過ぎた。

 

コンプレックス・エイジ(5)

コンプレックス・エイジ(5) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(5) (モーニング KC)

 

ここまで「コスプレ」の対抗相手が「世間」とかだったのに対して、この巻からはいかにして自己実現をするか? という文脈に大きくシフトしてる。問題意識が違うというか。肉体的限界、ライフステージの変化、そういう現実的なお話が色濃くなっていった。退場したと思った人の登場も面白い。来月もう次が出るらしいので、楽しみ。

 

ロトの紋章 紋章を継ぐ者達へ(22)

 

 表紙の加工が凝っている。ようやく各キャラたちが覚醒していく。前作では9巻で覚醒があったことを考えるとずいぶん時間かかったなぁ、という感覚ではある。それぞれのキャラが同じところに居ないので、ちょっと読みづらさはあるけれど、画力と設定の濃さで今後も楽しませてもらえそう。

 

瑠璃宮夢幻古物店(3)

瑠璃宮夢幻古物店(3) (アクションコミックス(月刊アクション))

瑠璃宮夢幻古物店(3) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

 前もかいたような気がするけど、つまるところはアウターゾーンなのだが、オムニバスというには各キャラを継いでる。こういうジャパニーズな感じのオムニバスは雰囲気が好き。いわゆる短編集よりも一貫性があってよく、落ち着いた雰囲気。ほどよくファンタジー。なるほどアクションコミックスっていう感じかもしれない。カドカワ系だともうちょいファンタジーに寄りそう。その他の青年誌だとエロス側に寄りそう。絶妙なバランス。

 

姫と呼ばないで(2・完)

 こういうちょっとした「ネット流行りジャンル」みたいなのはとても気を付けてかからなくてはならないと思っていて、これはたぶんどちらかといえば「流行りだけで終わってしまった」という評は避けられないと思う。二巻で終わらせるにしてはちょっと、キャラクターの立ち位置がうまく行かなさ過ぎた。視点は主人公のところにあるわけだけれど、この主人公に「ちやほやされたい」という葛藤を背負わせておいて、かつ最終的に主人公として正負でいえば正の側に居させよう、とするのはちょっと無理があったのだと思う。もっと挫折や喪失は強めに味わってほしかったし、だらだら悩むとしたらそれは「げんしけん」のフィールドになっちゃう。

と、けなしておいてなんだけど、一方でこれはどこかでオタクファンタジーにシフトしてしまったげんしけんに対して、偏りやキャラの極端さはあるけど、それぞれの出来事はどこかでちょっとリアルなところがあって、それがどうにもちょっと抉るところがある。最後までなんというか絶妙なうまくいかなさみたいなのがある。

笑ったり泣いたりするための漫画っていうよりかは、これはたぶん読んだ後悩む用だと思う。