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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

ちょこちょこ読み進めてた「コミティア30thクロニクル」がようやっと読み終わった話

創作系同人誌即売会(二次創作なし)『コミティア』がその30周年を記念して発行した記念誌がアツい。

内容的にも熱い、物理的にも厚い。

 

コミティア30thクロニクル 第1集

コミティア30thクロニクル 第1集

 

 

 

コミティア30thクロニクル 第2集

コミティア30thクロニクル 第2集

 

 

 

コミティア30thクロニクル 第3集

コミティア30thクロニクル 第3集

 

 

発売した時にどれも買ってるので、なんだかんだでゆっくり1年位かけて読んでる計算。気の長い話です。

今をときめく漫画作家の初期作品、実験作、風刺作とかがふんだんに載っているので「ぜひ本棚においといてときどきめくりたい」本になってます。ゆっくり読むのがすごく幸せな三分冊です。お値段それなりにするけど、内容相応に幸せです。

(とかいっといて、自分は実はコミティアには行ったことがなかったりするので、どこかで必ず一度は行く所存。)

 

さて、読み終わって思ったことは「たとえば周りの人達なんかは、これらを読んでどう思うんだろう?」ということでした。自分の周りにはマンガ好き、創作好き、面白いもの好き、いろんな人が居るのだけれど、マンガ好きだとしてもその方向性が「創る」には決して向かない人もいる。逆に漫画ではないが、常に方向性が「創る」に向いている人も居る。

僕の場合はこれを読んで、とにかく創りつづけることへの燃料をもらったのだけど、ほかの人達はこれを読むとどう思うのか。単純にアンソロジーとして楽しむのかもしれないし、これだけの創る人達がビッグになったという事実に燃え上がるのかもしれない。そういうところが気になる三冊でした。

 

と、いうのは結局、この中に詰まっている漫画は「売れ線」ではないわけです。同人誌として一作で完結する必要があるし、売るというよりも好きなものを作るということに焦点が置かれているから、決して気持ちのいい終わりをする話ばかりでもない。気持ちのいいエンターテイメントを求めて漫画を読む人にはどちらかというと「退屈な」本になってしまっているだろうなというのが本音のところ。

でも漫画ってそのくらいの広さ。深さがあってほしいジャンルだし、それを雑誌ともちょっと違った方法でまるっとひとまとめにしてこういう形で纏めてくれているというのは、非常に意味あることだと思うんですよね。

 

中身の作家さんについてはこちらに記載されてますので、ご参考に。

https://www.comitia.co.jp/30th-chronicle.html