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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

他人のプレイするアマガミを観て六年経っても棚町薫がかわいくてしょうがないっていう話

ひょんなことから友人にアマガミを押し付けたんですけど。

 

エビコレ+ アマガミ特典なし

エビコレ+ アマガミ特典なし

 

 

プレイするのを横で観ながら六年経っても棚町薫がかわいくてしょうがないしセリフを聴いてくそおおお殺せええええええ! ってなっていました。

 

アマガミは最初にプレイしたのもあるのか棚町推しを自称しています。僕のヒロインの好みはわかりやすくて、つまるところ僕のやんちゃな行動を許してくれそうな人を僕は好むのです。

そういう意味では棚町の次に梨穂子あたりが好きなのですが、アマガミの中身でぐっとくる要素は基本的にどのキャラにもそれなりにあって、それはたぶん「自己情報の開示」なんですよね。

このゲーム、基本的に「雑談」で好感度を高めていくため、好感度がたまるほどプレーヤーはヒロインのことを知る仕組みになっている。さらにヒロインは仲良くなるとどんどん自己情報を開示してくれます。開示してくれるってことは、それだけ信頼をされているわけで、ここにたぶんアマガミの心臓掴んでくるポイントがあるんじゃないかなと思うんですよね。僕は中でもレベル変動する独白のところが最高にテンション上がって聞いています。ここは独白なんで厳密には自己開示じゃないんですけど、ヒロインかわいいなちくしょー! ってなる部分です。

 

棚町は主人公の中学校の同級生で、さばさばしていて屈託なく「ツルんだ」という言葉が当てはまるような仲なので、ざっくばらんな距離感がいいです。かつ年頃の悩みもありながら、一方でしっかり自分の軸足を持ってるところがぐっときます。自己決定ちゃんとできる、プライドをしっかり持ってるひといいよね!

 

で、六年経ってもこのヒロインたちが色あせないのはなかなかすごいなと思います。たまに古いギャルゲーとかやるとなんか変に笑っちゃうこともあるもんね。設定とかもあるんだけど。

そういうわけで六年経ちましたが、PS2で出たものが当時から値段が下がらず、現在もvitaで再販されるくらいですからお薦めです。全体的にわけのわからないテキストで埋め尽くされているので、普段ちょっとギャルゲーとかはなぁ……という人ほど妙にとっつきやすいことでしょう。