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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

今年は「おしえてギャル子ちゃん」と「僕だけがいない街」を推していこうと心に決めた話

タイトルで全部言うべきことはおしまいです!!

 

ということで以下はネタバレを多少含みつつのお薦め文となりますのでよろしくお願いします。

今年のオススメ漫画はひとまず現状「おしえてギャル子ちゃん」と「僕だけがいない街」の2つです。

 

 

 

 

みての通りまったく違うジャンルの二冊です。

「おしえて! ギャル子ちゃん」については「日常系」のカテゴリになるかなと思ってるんですが、ともかく「巨乳でギャルだけど清純のギャップ萌え」みたいなところが判りやすく魅力に上ると思います。

けど、実質これって四コマ漫画みたいなショートショートの楽しさにキャラクターがしっかり合致してるから面白いわけですよ。そこに「パターン芸」みたいなのも入っていく。がちゃがちゃした悪意が全然見えないのもよい。当初こそ若干の下ネタっぽさに辟易するものの、後半になるにつれ、パターン芸の中で個性を見せていくギャル子ちゃんのキャラに惹かれていく事でしょう。

既に兆しはあるようだけど、コミケとかの一角を占める勢いがあると思います。アニメ化等もあり得るだろう、十分に。まだ2冊で十分手が届くから参入しておくんだ。そしてアニメ化されたり人気が出たころには「俺ずっと推してたんだぜ」ツラをするんだ。

 

僕だけがいない街」は実はずっと推してるんですが、5巻から6巻の展開が怒涛だったので大変興奮しているところです。1巻が相当面白くて、2巻から4巻までがややゆったりとした流れだったので、最初の期待が大きく、一年ほど寝かせて熟成されたところでドカンときた。思わず1巻を読み直すくらいのワクワク感です。

これはもう何言ってもネタバレになるんですが、ループもの、ミステリー系が好きな人は突っ込んでいくべきだと思います。6冊でまた手が届くうちに行っておくんだ。そしてアニメ参戦勢にでかいツラをするべきだ。

 

アニメ化が決定したことで、漫画とアニメそれぞれの話のたたみ方はどうなるんだろう、というところはありますが悩んでもしょうがないのでがまんします。僕の周りにこの話できる人がいなくて今心底うずうずしてます。買えよ。

 

あとそういえば近況ということで「でんしょのはなし」も買いました。

 

 思えば鈴木みそ先生が、ストーリーものでなくルポ漫画で一冊出すのって久しぶりじゃないだろうか。

電子書籍」は面白いんですが、中でも語られている通り、電子書籍の「売り方」が固まっていないのが問題であって、だから僕とかのような漫画好きでブログも書く人間がいかに本屋の役割を担うことができるかだと思うんですよね。

そんで、電子書籍の一番よくないところは、個人出版ができるにも関わらず、売り方のモデルのスケールがデカいところだと思うのです。こういうものこそ小規模多極化するべきなんじゃないのかしら。

と、思っているのでした。余談ですね、余談。