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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

思い出話

シアター!」を読んでたら、GAMEバンドを立ち上げるために色々と動いていたことを思い出しました。

主に悩んで走り回っていたのは、お金のことと、人のことです。

どちらも「シアター!」の序盤で話題とされていることでもあります。

 

アマチュア、余暇活動であることが決定づけられているGAMEバンドはまず、できるだけ参加への障壁を低くする必要がありました。そうじゃないと、やりたい曲に対して人が足りないという事態が起こるからです。

フル吹奏楽としてとりあえず40名くらい。そのためにたくさん声をかけました。結局のところ新規の団体として人が募集してくる見込みは小さいので、所属していた大学の吹奏楽団にオファーをしまくりました。(だから、まだ始まっていない団体なのに飛び込んでくれたメンバーには本当に感謝しているんですよ!)

人が多ければお金もたくさん動かせます。ただそれは逆に言えば、人が動かなければ使えるお金が小さくなるか、一人当たりの負担が大きくなるということ。あけてみなくては究極判らない人数の問題があるので、僕の意識はとにかく一人当たりの金銭面の負担をどう減らすかになり、東奔西走してました。

 

いちばん安くて広い練習場はどこか。学校を借りられないか。レンタル楽器を安く使う手段はあるか。金銭面はどうやったら見かけの負担が減るか。かつ、練習に出てもらえるようにできるか。

いろいろ試行錯誤しているときは、斎場や閉店したボーリング場の建物を眺めて「交渉して安く借りられないかな……イスがないか……」とか考えてました。

 

練習の初回はいいとして、その後、声をかけ、応諾していたうちのそれなりの人数が「参加しないことになった」のを覚えてます。だいたい1~2割くらい。そのころそれを織り込んでいたか、それなりにショックを受けたか、今はもう思い出せないです。(笑)

二回目の練習は確か、7人か8人、確か10人には達しない人数でした。それからしばらくの間、広すぎる練習室で過ごしていた記憶が続きます。これならもっと小さい練習室でもよかったなぁ、とか思いながら。

 

それでも、演奏したことがないゲーム音楽を奏でることは、本当に楽しかったです。

 

そんな昔のことを思い出しつつ「シアター!」読んでたら、なるほどあれは「制作」という分野の仕事だったんだななどと今更に考えていました。

その時を思い出すと、動き出しは小さいメンバーでやるつもりだったし、それはそれでしょうがないんですけども、お金と人集めの作業を気にした人が思った以上に少なかったという印象があります。

ひょっとしたら、自分が思ったよりも、お金や人の負担や、それによるクオリティ、影響の事を考える人は少ないのかもしれない。

自分は母親から、お金には厳しく育てられた、という実感があるので、悪く言えば渋ちんだし、良く言えばシビアなコスト感覚を持ってると思います。けど、ほかの人は思ったよりそうでもないのかも。と、ふと思ったものだったのでした。

 

結果としてGAMEバンドは現在まで走れているけど、たまにそういう、コスト感覚を思い出して、いろいろなことを再検証しなくちゃだめだよなぁ、なんて思っています。

GAMEバンドに限らず、人生のことなんかも。