先日、ふっと思い立って、アニメの劇場版シュタインズゲートを観ました。
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ 超豪華版(初回限定生産版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Blu-ray
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観終わって「ううむ、もうちょいロジック深くしてほしかった」と思ったあとに、すぐ反省。
映像やシチュエーションは面白かったから、そっちで面白かったと言えばいいのに。
シュタインズゲート本編って、すごくよくできたお話なんですよね。最後にきっちりテンションを爆発させてくれる名作。
その緻密なロジックをつい、関連作品でも期待してしまう。
こりゃあ悪い癖だなと思いました。
以前に友人が「最近の漫画はどれもすごくしっかりしすぎててさ」みたいな話をしていたのが印象に残っているのですが、確かにそうです。最近発売されてる物語ってすごく、お話がしっかりしてる。キャラがぶれない。設定が変わったりしてない。
それって別におかしいことじゃない。しっかりしてて悪いことはない。でも、キャラがぶれたり、設定が変わったりしたって、面白い物語ってたくさんあったはず。
なぜか、受け手の自分が緻密さや整合性を求めてしまっている。
自分が何かする、作る時も、熱さを大事にする前に、整合性やしっかりすることを目指してしまっている。
しっかりしてて悪いこたないけど、しっかりしてなくても面白ければいいはずじゃないか。
もっと面白さ優先でありたいと思った所存です。
そういうわけで映画は、特に前半のあの酔った絡みのシーンが大好きです。ああいう風に来られるのはぐっときちゃうよね! この果報者!