身の回りで引っ越しなり生活変化なりあるので、自分が引っ越した時はどうだったかなぁ、ということを思い出しながら、書いてみます。
・というのも、引っ越す必要はなかった
生活上引っ越す必要が生じたのは、妻(現在)と同棲をはじめるため。それを抜きにすると、僕には引っ越す理由が一つもありませんでした。実家ならコストも安く、スペースも文句はなかったし、家事も共有、家族仲も悪くない。かつ職場まで30分。家の周りの商業施設も問題なし。住環境としてはほぼ完ぺきだったのです。
・住環境というのは大きいのではないか
わざわざ書いたんですが「コストは下げすぎないようにしよう」というのが、暗に思っていたことでした。自分は何かとコストを下げようとがんばることが多いので、むしろ意識的に高めの物件を選ぼうと思っていました。
なぜなら、高い物件はそれなりに生活上のメリットが大きいからです。現在の住まいから、いくつかの条件に目をつぶれば、あと月2万くらいは下げることができた。
けれど、そういうことをしなかったのは、月2万を落とした環境の精神的ストレスは、見えなくても大きそうだな、と思ったからなのです。
よって「高いけれど、実家に居た時に比べて満足度が減らない物件」にしました。
・結果として選んだ物件はよかったよ
いろいろとこだわって、2択というところまで絞りまして、結果として選んだのは楽器運搬で軍配を上げて安い方。それが現在の住まいです。もともとの予算上限ほぼぴったりくらいの物件。
が、これがとても良かったです。
・間取りがオーソドックスで使いやすい
・楽器の収納がよい
・元からついてた設備がよい(エアコン2機+ウォシュレット)
・JR駅から近い
と、選んだ時点で判っていた要素はもちろん、
・コンビニとスーパーが近い
・分譲賃貸で環境がよい(管理組合もよい)
・飲食店が豊富
・その他商業施設も豊富
などなど、気づいてないところもとてもよかったんです。
お値段するにはするなりの理由があった。
だもんで、それなりにお値段はするんですが、環境がとてもよいのでそうそう引っ越さないかな、と思っています。収納がやばいのは別ルートでなんとかできそうだし。
・実は一番考えていたのは
人を呼ぶのに便利か? ということは相当考えていました。
そもそもわいわいやるのは好きなんですがとにかく「家で一緒に遊ぶ」というののハードルはとにかくできる限り下げたかったのです。
だから家について最初にやったのは和室とダイニングの間の引き戸を取り払ったことでした。
なんでそんなことをするかというと、家で遊ぶことが、自分にとって実家を出てできる最大のエンターテイメントだったからです。
遊び場を作る、ということで考えたときに後から絶対動かせない環境が多すぎると、それだけで家から人は遠のきます。家の環境を整えても絶対に超えられない壁がそこにはあります。
・まとめ
結果としてそれは成功した、というのは、日々友人の皆様に我が家に入り浸っていただいていることから導けるかな、と思っています。
お金は大事だけど、お金と同じくらい、それで得られる環境は目に見えるものも見えないものも大事だろう、ということです。
特に衣食住は毎日のものですから、お金をかけたことによるリターンは大きいと思うのですよね。
・今後、引っ越すか?
今のところ要らないなと思っています。
次に考えるタイミングは、身の回りの自分・自分以外の環境の変化と共にあるかと思います。