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ksk@ぴよによるノンジャンルみだれ手記

楽しい本屋巡り

amazon、またはネット書店があれば本屋は要らないという意見を見ることがあるけど、自分はそうは思わない。
在庫数では一般書店はamazon等オンラインサービスには勝てない。
それは確かだ。
でも、amazonでは、無数の在庫の中から一冊を発掘するのに向かない。


本屋はそれを可能にする。
店舗の空間が有限だから。
いまどの本が売れているのか、店員が売りたい本はどれか。
そういう取捨選択を経て出来あがり、そして時間とともに変化する空間が本屋である。


amazonを使ってそれができないわけではない。
例えば、このblogのシステムを使って表紙画像を並べまくり、それを日々変えていき、疑似的に本屋空間を作ることはできる。
でも、まだ主流じゃない。
売りたい本が高々と積まれるインパクトも再現できない。


だからこその書店である。


嬉しい事に、現在の通勤ルートとその周辺で、自分は五軒ほどの書店がある。
これらを毎日(のように)通って、その在庫の移り代わりを観察している。
はじめて行く場所でもついつい本屋に立ち寄ってしまう。


本屋によって、品ぞろえも売り場作りもスタイルはばらばらで、全く魅力が感じられない大型店舗がある一方、小さな本屋でも、工夫を凝らした売り場にときめくこともある。
売り場を通して、名前も知らない書店員さんとコミュニケーションをしているのだと思う。
単純に、売り場からこれを買えと薦められているのだ。
amazonではまだこの機能は弱い。
機械が薦めてくれるが、そこに書店員のエゴのような人格的要素は含まれていないから。


書店に限った話ではないが、今の時代に一般の小売商店は厳しい。
でも、本屋は、可能性の限定とあってほしい。
手に入る本はできるだけ、書店で買っていこうと思っている。